元日の能登半島地震からの復興に向けて歩む被災地を、再び自然の猛威が襲った。21日の記録的な大雨は、復旧したインフラを損壊し、生活再建の場となる仮設住宅にも流れ込んだ。
元日の能登半島地震からの復興に向けて歩む被災地を、再び自然の猛威が襲った。21日の記録的な大雨は、復旧したインフラを損壊し、生活再建の場となる仮設住宅にも流れ込んだ。
盛山正仁文部科学相が13日の記者会見で明らかにした。教員免許を持たないが、高い専門性を持つ外部人材に与える「特別免許」という従来からの制度を活用し、来年度からの採用を想定。教員不足や現場の多様性確保に対応するため、教員の定数とは別に学校に配置できる。採用されたアスリートは、体育や部活動の担当を見込む。 だが、この方針がX(旧ツイッター)で炎上している。「選手として優秀だった人が、必ずしも指導者として優秀とは限らない」「きちんとした人権教育を受けないまま、教育現場に体育会カルチャーを持ち込んだらいかん…」「なんで文科省はここまで教育というものを蔑ろにするのか」「日本大丈夫?アスリートから国会議員になった人達見てると、子どもたち預けるの不安なんだけど…」「まず教員免許を持ってる人間が教員になりたいと思える労働環境づくりが必要では?」など、否定的なコメントが相次ぐ事態となった。
バス路線の廃止に伴い、浜松市天竜区の「月停留所」が九月末で姿を消す。かつて、天竜川を挟んで西側の月地区とは舟が行き来していた。月停留所は、戦後相次いだダム建設以前の天竜川を知る貴重な存在といえる。(野瀬井寛) 午前六時五十一分、始発の次の横山小学校前停留所はひっそりとしていた。定刻通り現れたグレーの車体に緑色の帯が入ったバスは運転手一人だけ。運転手に「月まで」と告げると、「あ、月ですか」と驚いたような大きな声が返ってきた。 バスは緩いカーブを繰り返しながら時速五十キロほどで快調に走る。左は山で、右は天竜川。沿道に民家が少なくなり「次は月、月です」と放送が流れた。運賃表画面にも「次は月」の文字が映る。朝日に照らされた対岸の森を眺めていると、バスはにわかに速度を落とし「月」に止まった。
静岡県焼津市の焼津港に水揚げされた冷凍カツオを盗んだとして昨年十月、焼津漁協の元職員や水産加工会社の元社長らが逮捕された事件で、別の冷凍カツオの窃盗事件に関与したとして、県警が窃盗の疑いで神奈川県の運送会社「ホクユウ」(現ケイエスケイ)元社長、北村祐志容疑者ら六人を逮捕したことが捜査関係者への取材で分かった。 他に逮捕されたのは、水産会社「大洋エーアンドエフ」(東京)焼津営業所長の市原竜一容疑者、冷蔵倉庫会社「焼津マリンセンター」(焼津市)幹部の小泉陽之容疑者、同市内の水産加工会社の幹部、鹿児島県内の水産加工会社の幹部ら。 捜査関係者によると、逮捕容疑は昨年三月下旬、共謀して宮城県の船会社が焼津港に水揚げした冷凍カツオ約十トン(約百六十万円相当)をトラックで運搬する際、水揚げ量を量る計量所を通過させずに持ち去るなどしたとされる。
焼津港(焼津市)で水揚げされたカツオを無断で抜き取った窃盗の疑いで焼津漁協職員ら四人が逮捕された事件で、県警は二十七日、新たに同漁協職員、青野友成容疑者(31)=同市小土=ら三人を逮捕した。別の窃盗に関わったとして、既に逮捕されていた四人を再逮捕した。
外国人の技能実習生を受け入れる企業が、法令に違反して計画と異なる業務に従事させるケースが相次いでいる。愛知県の廃棄物処理会社では、溶接作業で契約したインドネシア人六人にごみの分別をさせていた。「技術移転による国際貢献」を掲げる制度の実態を探った。 (森若奈)
愛知県の大村秀章知事のリコール活動団体会長で美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長の女性秘書が、署名提出期限直前の昨年10月下旬~11月上旬、名古屋市内の公共施設で、押印のない大量の署名に指印を押す不正に関与した疑いがあることが、複数の関係者への取材で分かった。 高須氏は本紙の取材に「私は全く知らなかった。本人に確認したところ『田中さんから要請されて悪いことをしてしまった』と話していた。厳しくしかった」と話している。代理人を通じて女性秘書に取材を申し込んだが回答はなかった。 関係者によると、11月4日の署名提出期限直前の数日間、名古屋市内の生涯学習センターなどで、集まった署名を自治体別に仕分けする作業が行われた。一部のセンターでは、佐賀市でアルバイトが偽造したとみられる同一筆跡の署名が運び込まれ、事務局長の田中孝博容疑者の指示で、押印のない署名に指印を押す不正が行われ、高須氏の女性秘書も
大村秀章愛知県知事のリコール活動団体会長で、美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長は河村氏の当選について「まあ良かったです、とは思うが、義理で市長選が終わるまで我慢していた。リコールをしようと言い出したのは河村さんなのに、私が言い出したとうそをついたことは許せない。いざという時に逃げる人とは今日をもって友達をやめて、絶交します」と話した。
美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長らによる愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動で、県選管は一日、提出された約四十三万五千人分の署名の83・2%となる約三十六万二千人分が無効との調査結果を発表した。無効のうち、約90%が複数の同一人物によって書かれた可能性がある。県選管は組織的な不正があった疑いもあるとみて、地方自治法違反容疑での刑事告発を検討している。国に現行制度の改正を提言することも協議する。 県選管によると、同一筆跡は署名簿を保管している各市区町村の職員二人以上で確認した。ほかに、選挙人名簿に登録されていない人の署名が約48%、選挙人名簿に登録されていない受任者が収集した署名も約24%あった。既に転居した人や、死亡した人の署名も複数が確認された。
愛知県の大村秀章知事のリコールに向けた署名集めに関連し、名簿書き写しのアルバイトに参加した福岡県久留米市内の契約社員の男性(50)が本紙の取材に応じた。男性は登録している人材紹介会社から「簡単な軽作業」「名簿を書き写すだけ」との趣旨の電子メールを受け、十月中旬から下旬にかけて佐賀市内の貸会議室で、時給九百五十円で作業をした。五百円の交通費も支給された。
二〇二〇年東京五輪・パラリンピックの大会組織委員会が夏場に標準時を早めるサマータイムの導入を政府に要請した。暑さ対策が狙いというが、国民生活への深刻な影響をどれほど考慮したのか。 夏の日照時間を有効に活用するのがサマータイムの本来の狙いである。欧米などでは七十カ国が採用しているが、欧州連合(EU)は今夏、加盟国の要請を受けて廃止の是非の検討を始めている。
2015年4月の大相撲富士山静岡場所の「ちびっこ相撲」で、土俵に上がって力士に稽古をつけてもらう女子児童(左)=静岡市駿河区の草薙総合運動場体育館で(県相撲連盟提供) 静岡市駿河区で八日にあった大相撲春巡業「富士山静岡場所」で、力士が土俵上で子どもに稽古を付ける「ちびっこ相撲」に、毎年参加していた小学生の女児が参加できなかったことが分かった。主催者側に日本相撲協会から直前に「女の子は遠慮してほしい」と連絡があった。京都府舞鶴市の巡業での場内アナウンス問題で「女人禁制」への議論が再燃する中、県内の相撲関係者は「地方の巡業ぐらい土俵に上がってもいいのでは」と困惑している。
近年、極度の不漁が続くニホンウナギの新たな養殖法を、愛知県水産試験場(蒲郡市)が考案した。生後、性別が分かれるウナギ。急ピッチで育てるとオスに、自然界並みにゆっくり育てるとメスになることを突き止め、オスに偏りがちな養殖でもメスの比率を高める手法を編み出した。 ウナギの飼育手法、期間は養殖場によって異なるが、現在の主流は水温を高めた養殖場でたっぷりとエサを与え、半年程度で体重二〇〇グラム以上に育てて出荷する。養殖期間が短いため、コストが削減でき、病気にかかったり、共食いしたりするリスクも少ない。
新設された中部電力の西名古屋火力発電所(手前)。後方は名古屋駅周辺のビル群=愛知県飛島村で、本社ヘリ「あさづる」から(田中久雄撮影) 九月に営業運転を開始した中部電力の西名古屋火力発電所(愛知県飛島村、二三七・六万キロワット)が世界最高の発電効率を更新した公算が大きいとして、中電が設計施工を担当した東芝と共同でギネス世界記録に申請したことが分かった。登録されれば世界の電力の約七割を賄う火力の頂点に立つ。ギネスで「最も速い磁気浮上式鉄道」に登録されているリニア中央新幹線に続き「世界一」の称号を東海地方にもたらすか。
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