東京都町田市で女子高校生が刺殺された事件で、同じ学校に通う男子生徒が逮捕されました。逃げる女子高生を30分に渡って追いかけ、執拗に刺し続けた残忍な犯行は、汗を流しながら山登りに励む、無遅効無欠席の真面目な男子高校生によるものだったわけです。 校長を始め学校関係者や近所の人は、「あんな真面目そうな子が」と驚きの声を上げていますが、大人の目は節穴。真面目な男子高校生だからこそ、こういう犯行に及んでしまったのではないでしょうか。不器用で、好きな女の子に気軽に声をかけることもできない思春期の男の子が、思い詰めた結果の痛ましい事件という気がします。 被害者の女子高生とは幼なじみだったそうですね。「高校に入ってから急に冷たくなった」と言っているそうですが、彼の存在が、このかわいい女子高生の眼中になかったことは明らか。話題にも出なかったというし、二人が話しているところを見たこともないと、同級生らは話して
批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 月刊『現代』の今月号(12月号)に、ジャーナリストの佐々木実氏が「竹中平蔵 仮面の野望(前編)」という渾身のルポルタージュを掲載しており、非常に興味深い内容でした。その中で、このブログの10月9日の記事でもちょっと触れた竹中平蔵氏による同僚の研究業績の盗用事件が詳しく紹介されております。興味のある方は是非『月刊現代』をご一読ください。竹中氏による盗用事件の概要は以下のとおりです。竹中氏は日本開発銀行(現・政策投資銀行)の設備投資研究所に勤務していた当時、同僚の鈴木和志氏(現・明治大学教授)と共同研究をしておりました。ところが竹中氏は、共同研究者の鈴木氏には無断で、その研究内容を単名の著作の中で発表してしまったのです。かくして、鈴木氏が行なった実証研究の成果は、パクられて竹中の業績になって
一連の小泉ファッショ政策の狙いの中には、現在余り論評されていない「企業」による農業への参入狙いが有リます。 郵政も三位一体改革も小さな政府も何れも地方経済の疲弊を狙っている様で、その結果は更なる地方人口の減少から当然、土地価格の急落を招く事は想像に難くないのです。 こうして企業参入の最大の障害である「細切れ農地」を訳無く集約できるのです、落ちるだけ落ちた所で農業生産を増やす為として、企業の参入を奨励すれば企業は低価格で生産農地を入手でき、当初投資額を低く押さえる事が出来ます、結果として可也コストを低く押さえ利益を確保出来るでしょう。 其処には当然ながら外資による買収や、禿鷹ファンドによる短期収奪も手薬煉を引いているでしょう、売国政策でも有ると言わねば成りません。 しかも、此れは政策による誘導であり農家から企業への「強制的所得移転」と同値なのです。 「年次経済財政報告―内閣府」 に拠れば、農
2005年11月15日 命の授業 (2) テーマ:どんなテレビを見ました?(77008) カテゴリ:TV 先日TVで13年前に放送したという「命の授業」がTVの番組の中で紹介されていた。 この「命の授業」とは命の尊さを考える為に、豚を自分達で育てて最後は自分達で食べるという、当時の担任教師の発案によって行われた授業である。 結果としてはある程度予想通りというか3年間育てた豚を食べるという事はクラスの誰も選択せず、食肉センターに送るか、後輩達に託すかという選択になり、しかも全く意見が同数で最後は担任の決断になり、食肉センターに送られるという事になった話である。 クラスの全員が涙でこの豚を見送り番組は終了し、13年後の現在この授業についての感想を、現在25歳になった当時の生徒と当時の担任教師に聞くのである。 授業を受けた生徒達はこの授業を受けて良かったといい、当時の担任は良かったのか悪かったの
純ちゃんをほめ倒して、おこぼれを頂戴しようというヘタレblog いろんなことについて褒めていこうと思う。 先日、下に示す本を読んだ。 ----------------------------------------------------------- 憲法再生フォーラム 改憲は必要か ----------------------------------------------------------- まあ、今話題になっている改憲の必要性があるのか、と言うことが知りたくて読んだのだけれども、この本の中で興味深いことが書いてあった。 プライバシー権についてだ。 こんどの自民党が考える憲法草案にもこのことが書いてあったと思う。 いわく、プライバシー権や環境権が現憲法では明記されていないので、書き加えようと言うのだ。 それではこれまで、これらの権利が保障されていなかったのかというと、そんなこと
これらの数字をみると、「やはり」と思ってしまいます。しかも、中国・米国とほとんど逆転している項目ばかりです(「自分の目標をもって頑張っている人」などの男女比較は同傾向ですが)。 すべて個々人の女子と男子とを比較したうえで、これらの項目で上回っているということではありませんが、勉強・読書などはもちろん、面倒見が良く、コミュニケーションも上手で、クラスの人気者・リーダーになっている女子高生の姿が浮かび上がってきます。 はみ出すワルをするのも女子が多いし、あるいは教師や校則に反抗するのは、正義感の発露という面もあるかもしれませんが、それも男子よりは女子の方が多いわけです。 ともかく、もしこの高校生の傾向が大人になっても持続するなら、20・30年後の日本の経済・政治のリーダーには、女性の方が多くなるということも大いにありそうです。 ということで、女性経営者、女性政治家が当たり前になり、もちろん女性
2005.11.15 ■フジモリとアリジャン■ カテゴリ:政治あるいは自由論 一昨日の「アリジャンを知っていますか」を読み、ご署名くださった方々、ありがとうございます。私としては、何よりも、多くの方に、こうした現状を知って頂きたいという思いでいっぱいです。まだまだ署名活動は続いています。できれば、ぜひアリジャン応援サイト(こちら)をよくご覧頂き、『母さん、ぼくは生きてます』を読んで頂いて、ご判断ください。この社会で私たちは知らないことがたくさんあります。知らないことは仕方が無いことだとも思います。でも、知らないことに目を閉ざす態度は改めたいと考える一人として、訴えたいというわけです。 ■本題です。 かつて、アリジャンの『母さん、ぼくは生きてます』を読んで衝撃を受けたのは、この国の入管の「人を人として扱わない」仕組みだった。この国(民主主義国!)に生きている者として、その実態を知らなかったこ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く