前回のコラムでは、無料のブログ検索サービスである「Yahoo!ブログ検索」を利用して、ネット上のクチコミ量を定量的に調査する方法を紹介しました。 また、ブログでの言及数を見られるブログ検索は、検索数のみ確認できる「Googleトレンド」と異なりブログ記事の内容まで把握できる点も説明しました。 ただ、実際にはGoogleトレンドでも、グラフの動きの背景に何があるかを推測できるツールがあります。それがニュースの言及です。 例えば、「AQUOS」をGoogleトレンドで検索した場合、グラフに連動して記事が表示されるのは皆さんもご存じだと思います。 この上部のグラフに表示される記事は、基本的には下部の「ニュース参照数」のグラフのピーク部と連動していて、ニュースの露出が多かった際にどれぐらい検索数が増減しているのかを簡単に確認できます。 意外に知られていないのが、このニュース参照数のグラフの拡張機能
前回までのコラムでは、主にテーマ別の情報やメディアが、どのようにマーケティングに影響を与えているかという点について考えてきました。 当然、マーケティングに携わる方からすると、現状の把握を行うだけでなく、さまざまなマーケティング手法を活用して現状をいかに改善していくかという点が重要になります。分析手法ばかりでなく、製品の売り上げを直接的に向上させる手法を知りたいという方は多いでしょう。 そこで、今回は「グランズウェル」という本を参考に、ソーシャルメディアを活用したマーケティングの基本的なアプローチ方法をご紹介したいと思います。(グランズウェルについての日経ネットマーケティングでの書評はこちら) グランズウェルは、フォレスターリサーチのシャーリーン・リー氏(現在は独立)とジョシュ・バーノフ氏が書いた、企業のソーシャルメディア活用のバイブルとでも言うべき書籍です。(ad:tech Tokyoでの
「YouTubeはテレビのコマーシャル(CM)と組み合わせることで、広告効果を高められる」──グーグルでYouTube(ユーチューブ)事業のマーケティングを担当する小池渉マネージャーは、欧州と日本で実施した調査結果を示しながら、広告媒体としてのYouTubeの特徴を説明した。 グーグルがYouTubeの広告効果を測定するための調査を実施したのは2009年春。欧州では、ある飲料メーカーが実施したキャンペーンを対象に、モニターとなる8000世帯に対して広告に接触した媒体の違いによって商品の売り上げにどういう影響があるかを調べた。 キャンペーンの広告に接触した媒体別の対象商品の売り上げは、テレビCMだけで接触した世帯が9%増、YouTubeだけで接触した世帯が10%増と、その伸びに大きな差は見られなかった。ところが、テレビCMとYouTubeの両方でキャンペーン広告に接触した世帯では、商品の売り
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