リコー「GR DIGITAL」の発売は2005年10月。以来28mm相当(35mm判換算)の単焦点レンズを搭載した高品位コンパクトデジカメとして、多くのカメラファンの支持を獲得してきた。それから2年余りが過ぎ、ついに後継機の「GR DIGITAL II」が登場。めまぐるしい世代交代が当たり前のデジタルカメラ業界において、これだけのロングランは異例としか言いようがない。なお、本記事では特に断りがない限り、初代GR DIGITALをGRD1、新製品GR DIGITAL IIをGRD2と表記する。 私が初めてGRD2を目にしたのは、11月初旬に横浜美術館で開催された新製品発表会。写真展のオープニングパーティを兼ねていたため、落ち着いて製品のチェックはできなかったが、このときの正直な印象は「あれ? 全然変わってない!!」。デザインはまったく同じだし、製品ロゴにも「II」の表示はない。黙って置いてあ
リコーは30日、コンパクトデジタルカメラGR DIGITAL IIの発表会を、横浜美術館で開催した。同社パーソナルマルチメディアカンパニーの湯浅一弘プレジデントが新製品の概要を説明したほか、写真家の望月宏信氏と現代美術家の奈良美智氏によるトークショウや、GR DIGITALとCaplio GX100を使うアーティスト100人による作品の展示などが行われた。 なお同美術館では11月3日、4日に、GR DIGITAL発売2周年記念イベント「photoGRaph100」が開催される。アーティスト100人の作品展示のほか、ワークショップなどが行なわれる。詳細は関連記事を参照のこと。 ■ GR DIGITAL IIは正統進化 湯浅プレジデントは、まずGRシリーズのこれまでを総括。2005年に発売されたGR DIGITALは銀塩GRをルーツとし、「A3以上の印刷原稿に耐えられる高画質」、「堅牢性と携帯
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