「1日3時間」だけ働いて、何不自由なく暮らすことはできるのだろうか。それを実現しているのが実業家・思想家の山口揚平氏だ。山口氏は「圧倒的に稼ぐ人は仕事が速いのではない。本質を考えることによって決定的に大事なことを見抜き、それを実行している。考えることはコスパが高い行為なのだ」という――。※本稿は、山口揚平『1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法』(プレジデント社)の一部を再編集したものです。 ■圧倒的に稼ぐ人は「たった一つ」を行う考えるという作業は、情報の波に逆らう行為である。 一見苦しく見えるのになぜそうまでしてするのかと言えば、考えることは、最も効果的な行為だからだ。あらゆる物事に対して使える最強のスキルとも言える。 考えることについて本格的に考え始める前の私は、圧倒的に稼いでいる人や仕事で卓越した成果を挙げている人を見て「なぜ彼らはそんなに効率的に仕事ができるのだろう?」と