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ブックマーク / www.naotoyamamoto.jp (2)

  • ワークシェアと広告の微妙な関係。 - 広告って、なに?

    いろいろ今年の気になることは、まだあるのだけど、ここに来て「ワークシェア(リング)」の話が急浮上して来たので書いておきたい。 それは「ワークシェア」と「マーケティング」「広告」の関係である。あまり関係ないように思えるかもしれないが、実は大有りかもしれないのだ。 仮説から言うと、「ワークシェア、もしくはそれに近い働き方が定着すると、マス・マーケティングとりわけAttentionを起点にする広告はますます効果が低下する」ということである。 まず、ワークシェアが導入された場合の消費行動への影響を考えてみよう。 まず思いつくのは「賃金の低下が消費を収縮させる」ということである。これは、実際に起こり得るだろう。 しかし、中期的にみると、どうなるのだろうか?意外といい方向に向かうかもしれない。 日は内閣府の調査でも明らかなように90年代半ばから景気動向に関わらず「日常生活での悩み・不安」

  • 広告=ラブレター論の陥穽。 - 広告って、なに?

    「広告はラブレター」という言説が若い人の間で話題になっていたようである。佐藤尚之氏の「明日の広告」で展開された議論が新鮮だったらしい。 一方で、私などの世代のように80年代からせいぜい90年代前半に広告業界に入った者にとっては目新しい話でもない。むしろ、懐かしさを感じる。当時は「広告は私小説」とか「メッセージはラブレター」みたいなことを言う人は多くいて、ただ今にして思えば戦前生まれの人々であった。 比喩は質を突くとは限らない。だが、この「広告=ラブレター」という議論をどのように捉えるから、その人が「何を生業にしているか」が分かる気がする。 この議論に共感し「ラブレターが届きにくかったり、興味を失ったいるのだ」という著者の議論に共鳴できる人は「広告業界」の人であると思う。 「ちょっと待てよ」と思うのは、マーケティングの世界で生きている人である。 今、私は広告業界の人と直接仕事をす

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