あるファイルの内容を別のファイルから呼び出す外部参照やリンク機能では、ファイルのパス(場所と名前)を指定します。このパスがExcelやWordファイルに保持される形式には、絶対パスと相対パスの2種類があります。 絶対パスは、相手がどこにいても必ず国名から書く住所のようなものです。「C:\XXXXX\…」や「https://XXXXX/…」のように場所と名前を先頭から記述します。フルパスと呼ぶこともあります。 相対パスは、相手が同じ市内なら町名から書く住所のようなものです。リンク元のファイルから見たリンク先の場所と名前を記述します。 絶対パスによるトラブル例 絶対パスは省略のない正確な情報なので確実なように思えますが、換言すれば「融通が利かない」ということなので、トラブルの原因になりやすいのです。 データの受け渡し 受け渡し先でもパスを完全に再現しないと、リンク切れエラーになります。再現に手