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ブックマーク / nazology.net (3)

  • 私たちが見ている世界は脳が「過去15秒間」を平均化した映像だった - ナゾロジー

    私たちの目は常に膨大な量の視覚情報にさらされています。 脳にとって、これは容易な状況ではありません。 何百万もの色や形、光の加減や視点の変化により、視覚の世界は絶えず移り変わっているのですから。(走りながら撮ったカメラの映像を見てください) にもかかわらず、私たちはブレやノイズのない安定した世界を見ることができます。 これは何世紀にもわたって研究者たちを悩ませてきた視覚科学の問題でした。 そしてこのほど、カリフォルニア大学バークレー校 (University of California, Berkeley・米)の研究で、視覚の安定性を説明する新たなメカニズムが発見されました。 それによると、私たちの脳は、過去15秒間に見たものを統合・平滑化して、整った一つの印象にまとめ上げているとのこと。 一体どういうことでしょうか。 研究の詳細は、2022年1月12日付で科学雑誌『Science Adv

    私たちが見ている世界は脳が「過去15秒間」を平均化した映像だった - ナゾロジー
  • 正露丸で実際「寄生虫アニサキス」が死んでいることを世界で初めて確認! 特効薬となるか!? - ナゾロジー

    ラッパのマークの正露丸というと、日では広く知られている一般的な胃腸薬ですが、これが実は世界初のアニサキス特効薬となる可能性が濃厚になってきました。 もともと正露丸がアニサキスの活動を抑制するという報告はありましたが、ネット上では専門家による否定的な意見も多く、実際の効果は不明確でした。 高知大学理工学部の研究グループは、正露丸がアニサキスに対する殺虫効果を持つのかどうかを、細胞の生死判定を行うトリパンブルー染色液を使って調査。 結果、正露丸を溶かした液は実際にアニサキスを殺していて、胃液でも分解できる状態にしていることがわかりました。 これは現在殺虫方法がないとされていたアニサキスに対する世界初の特効薬が、実は既に存在していた可能性があるという驚きの事実です。 研究の詳細は、『Open Journal of Pharmacology and Pharmacotherapeutics』へ7

    正露丸で実際「寄生虫アニサキス」が死んでいることを世界で初めて確認! 特効薬となるか!? - ナゾロジー
  • 正露丸で実際「寄生虫アニサキス」が死んでいることを世界で初めて確認! 特効薬となるか!? (2/2) - ナゾロジー

    正露丸はアニサキスを確かに殺しているこれまでの研究では、アニサキスが薬剤処理で動きを停止した場合、1~2日経っても再度動かなければ「死んだ」という曖昧な判定をしていました。 しかし、これでは科学的な証拠とは言いづらいものがあります。 そこで、今回の研究者たは、死んだ組織に反応して青色に染まるというトリパンブルー染色液を使ってアニサキスの生死判定を行う実験をしたのです。 研究では通常服用量の正露丸を溶かした液にアニサキスを30分浸し、活動の停止を確認してからトリパンブルー染色を行いました。 するとアニサキスは濃い青色に染まったのです。 トリパンブルー染色の様子。(A)正露丸処理なしの生きている線虫。(B)正露丸処理の1日後の不動線虫(1錠/ 10mL) / Credit:K. Matsuoka et al.,Open J. Pharmacol. Pharmacothr(2021) これはすな

    正露丸で実際「寄生虫アニサキス」が死んでいることを世界で初めて確認! 特効薬となるか!? (2/2) - ナゾロジー
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