方向指示器やナンバープレートのないペダルの付いた原付きバイクが、大阪・ミナミの公道に横行している。 電動アシスト自転車とは異なり、アクセル付きでペダルをこがなくても走ることができ、道路交通法上は、「ペダル付きの原動機付自転車」。大阪府警はすでにノーヘル、無免許による道交法違反や、整備不良による道路運送車両法違反で所有者らに警告を始めており、今後、取り締まる方針。 警察庁によると、ペダルの付いた原付きバイクの扱いについては、原動機による走行だけでなく、ペダルのみの方法で走っていても原付きバイクの運転に該当するとし、使用者には運転免許やヘルメットの着用を義務付けている。また、方向指示器などがない場合、整備不良とみなしている。 一方、最近、健康・エコロジーブームから電動アシスト自転車が人気で、昨年1月~11月までの出荷台数は約29万5000台で、原付きバイク(約27万5600台)を抜いた。 府警