【新華社北京8月31日】中国社会科学院が編さんした「中華民国史」全36冊が30日、北京で出版された。 「中華民国史」全16冊、「中華民族史大事記」全12冊、「中華民国史人物伝」全8冊の三つからなっている。 「中華民国史」は重大な歴史的出来事を中心に「中華民国の創立と南京臨時政府統治時期」、「北洋政府統治時期」、「南京国民政府統治時期」の歴史的段階を12巻16冊に分けている。 「中華民国史大事記」は編年体歴史書の優れた点を生かし、「大きな出来事を際立たせ、重要事項を漏らさない」を取材原則とし、民国時期の各段階の統治政権の活動を中心とし、年、月、日を追って、また重要度で1905年から49年までに起きた歴史的出来事を記している。 「中華民国史人物伝」は民国年間の政治、経済、軍事、外交、文化、科学技術などの分野の代表的人物1000人近くを選び、紹介している。 「中華民国史」の出版は国家出版基金の資