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2011年11月27日のブックマーク (5件)

  • 今週の本棚:藤森照信・評 『和本のすすめ-江戸を読み解くために』=中野三敏・著 - 毎日jp(毎日新聞)

    (岩波新書・903円) ◇わが国の出版史上、最大の謎を探る 図書館必備。初めてのことばかり書いてある。江戸時代、にも身分制があり、書き写した「写」が上で、印刷した「板(はんぽん)」は格が下がり、板は三段階に分かれ、仏典や漢籍や古典のような道理を説いた「物(もの)の(ほん)」、通俗読み物の「草紙」、そして地方で出された「地(じほん)」の順に低くなる。 江戸期の出版事情の大略を知るにも都合がいい。江戸期を通しての出版社の総数は6569店。年平均の出版点数は200点。相当充実している。板の『源氏物語』の値段は今に換算すると10万円也で、相当高い。ついでに、古代から江戸期までのの総数は、かの『国書総目録』に収載されているのは約50万点だが、著者の長年の探書によると、もう50万点追加の「総数は優に百万点を超すとみておそらく誤るまい」。 著作権についても知らないことばかり出てくる。滝沢

  • asahi.com(朝日新聞社):月面着陸地点は「米の財産」 NASAが立ち入り禁止案 - サイエンス

    印刷 NASAが「遺産」に指定しようとしている月面に残してきた米国旗=NASA提供NASAが「遺産」に指定しようとしている月面に残してきた月探査車=NASA提供NASAが「遺産」に指定しようとしている月面に残してきた宇宙飛行士の跡=NASA提供  人類が初めて月に降り立った米アポロ計画での着陸地点を「歴史的遺産」として立ち入り禁止にする指針を米航空宇宙局(NASA)が検討していることがわかった。国連の宇宙条約はどの国も自由に宇宙空間に立ち入りできるとしている。月面での活動や土地利用の国際ルールはなく、議論を呼ぶ動きだ。  米国は月の有人探査計画を中止したものの中国やインドが進めているほか、民間の探査計画も出ていることが背景にある。NASAは着陸地点や月面に残した機器類が近い将来、壊される恐れがあるとして「米国の財産」保護のためだという。朝日新聞に対し「指針に法的な拘束力はない」と説明する

  • 虫垂炎症状見逃し患者死亡 医師の不起訴「不当」…検察審議決 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    患者の虫垂炎の症状を見逃して死亡させたとして業務上過失致死容疑で書類送検され、大阪地検が不起訴(嫌疑不十分)とした40歳代の男性医師について、大阪第3検察審査会が「漫然と診察し、血液検査など最低限の検査を怠った」として、不起訴不当を議決したことがわかった。 10月26日付の議決などによると、医師は2006年11月、大阪府内の病院で当時43歳の男性患者を診察。風邪と診断したが、患者は翌日死亡した。解剖の結果、死因は虫垂炎による敗血症ショックで、診察時にすでに虫垂炎を発症していたとみられることがわかった。 遺族は「診察時に腹痛を申告していた」と主張したが、地検は今年7月、カルテに腹痛の記載がないなどとして不起訴にし、遺族が同審査会に申し立てていた。

  • 「ドラマの目玉に」~『平清盛』で大河初の儀式・儀礼考証

    放送開始まで1ヶ月半を切った松山ケンイチ主演の大河ドラマ『平清盛』で、これまでの時代考証に加え、今回、大河ドラマ初の“儀式・儀礼考証”が行われていることがわかった。平家と源氏という武士同士の争いだけでなく、第三の勢力“朝廷”による三つ巴の戦いが繰り広げられた時代。歴史的事実、所作だけでなく、華やかな平安時代を彩った儀式・儀礼までも21世紀に再現するべく、スタッフからは強い意気込みが伝わってくる。 大河51作目を手掛けるチーフ演出の柴田岳志氏はその使命感を胸に「今までの大河を見直して、初期の頃の作品の持つエネルギーはすごいと感心した。大河でなくては作れない醍醐味を実感して、のちの50作にも人間の持つパワーを引き継ぎたいと思った。だからこそ、リアリティにはこだわり、『かつてはこうだったのでは?』というのを加味して、新しい時代劇の王道を提示したい」。 平安時代といえば、『源氏物語』に象徴される雅

    「ドラマの目玉に」~『平清盛』で大河初の儀式・儀礼考証
  • asahi.com(朝日新聞社):NASA、火星探査機の打ち上げに成功 - サイエンス

    印刷 火星探査機を載せて、打ち上げに成功したロケット=ロイター  米航空宇宙局(NASA)は米東部時間26日午前(日時間27日未明)、火星探査機キュリオシティをフロリダ州ケープカナベラル空軍基地から打ち上げた。探査機は約45分後、ロケット体から切り離されて予定の軌道に入った。2012年8月に火星に到着予定で、火星に生命が存在した可能性について、2年間にわたって調べる。  キュリオシティは全長3メートル、重さ約900キロで、小型自動車ほどの大きさがある。NASAの火星探査機として過去最大で、25億ドル(約1930億円)をかけて開発した。  ロボットアームやドリルを持ち、採取した岩石や砂の成分や組成を内部で分析できる。六つの車輪があり、1日200メートルの移動が可能。太陽電池では十分な電力が得られないため、プルトニウムを使った原子力電池を備えている。(ワシントン=行方史郎) 朝日新聞デジタ