東京都は、小学校から高校まで12年間を一貫して学ぶ都立の小中高一貫校を、2022年度をめどに立川市内に開校する方針を決めた。設置主体が同じ小中高一貫校は、公立では全国で初めて。英語教育に力を入れ、世界で活躍できる人材育成を目指す。 PTA関係者らでつくる都の有識者会議が計画の最終報告をまとめた。都教育委員会が26日の都教委定例会で報告する予定。 都教委によると、都が中高一貫教育を実施している立川国際中等教育学校の近隣に付属小学校を新設し、小中高一貫校にする。募集は、小学校入学時の適性検査などで選考する。12年間の連続した教育課程で、外国人児童や帰国子女と勉強できる機会を設け、海外留学や体験型の学習を取り入れるという。 都立の小中高一貫校をめぐっては、猪瀬直樹・前知事が12年12月の初当選直後に、教育課程を現行の「6・3・3制」を「4・4・4制」にした小中高一貫校の導入を発案。理数系の人材育
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