鳥取県と東京を結ぶ夜間高速バス「キャメル号」は、新型コロナウイルスの影響で半年以上運休が続き、再開のめどが立たないことなどから、来月15日で路線が廃止されることになりました。 「キャメル号」は、鳥取市に本社を置く日本交通と日ノ丸自動車などが共同で運行する夜間高速バスで、倉吉市を出発し鳥取市を経由して東京に向かう路線と、米子市から向かう路線が毎日それぞれ1往復運行されていましたが、現在は新型コロナウイルスの影響で運休が続いています。 現在、米子市から東京・渋谷まで片道の運賃は1万1700円で、平成25年度には4万6380人が利用しましたが、その後、利用者が減り、昨年度は2万9621人まで落ち込んでいました。 さらに今年度は、新型コロナウイルスの影響で7月に19日間運行したほかは運休が続き、再開のめどが立たないことなどから、運行会社は3月15日で路線を廃止することを決めました。 「キャメル号」