ゲームクリエイターに有罪 インサイダー取引―東京地裁 2023年07月07日11時15分 東京地裁=東京都千代田区 ゲームソフト大手「スクウェア・エニックス」元社員らによるインサイダー取引事件で、金融商品取引法違反罪に問われた元社員中裕司被告(57)の判決が7日、東京地裁であった。蛭田円香裁判官は懲役2年6月、執行猶予4年、罰金200万円、追徴金約1億7100万円(求刑懲役2年6月、罰金250万円、追徴金約1億7100万円)を言い渡した。 東都水産元社外役員を告発 TOB情報インサイダー疑い―監視委 中被告は、ゲーム大手のセガ在籍時に人気ゲーム「ソニックシリーズ」などを手掛けたクリエイターとして知られる。 蛭田裁判官は「(スクエニから)重要な役割を期待され、進行中のゲーム開発に関する情報にアクセスできる権限を与えられていた」と指摘。「積極的に資料を閲覧しており、刑事責任を軽くみることはでき