出版不況の乗り越えるひとつの方法は、図書館と書店の共存関係にある。 図書の売り上げの減少を、図書館のせいにする見方もあるが、それは、根本的に 間違っている。(ただし、書店とブックオフの共存は難しい利害関係にある。) あまり、例がないかもしれないが、図書館のとなりに書店を開くべきである。 ともに、繁盛するにちがいない。 なぜ、そう思うのか。 実は、妻の行動をみていると、それに思い至る。 彼女は、市の図書館のヘビーユーザーの一人であるが、同時に大量に図書を買い込んでおり、 いつも、図書館と書店がとなり同士にあれば、いいのにと嘆いているからである。 この相乗効果ははかりしれない。 図書館に足しげく通う人に、図書館は、十分に機能するわけがない。 図書館が、ベストセラーの図書を数十冊買い込んでサービスしたところで、 図書館がユーザーを満足させることはできない。 それでも、数ヶ月1年待ちでも、図書を読
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