イマドキの中国人は意外と日本語が好きである。日本語由来の言い回しの多いこと多いこと。 そもそも昔「哲学」「経済」「文化」といった和製漢語が中国語として使われるようになってから、中国語は絶えず日本語の単語を借用してきた。 他にも漢語ですらない単語も中国語にたくさん入っている。例えば「取り消し」とか「手続き」とかは漢字で表記しているだけで完全に和語である。しかし中国語に逆輸入されて「取消」「手续」はいまや立派な中国語だ。 そして今、中国のネットスラングでは日本語由来と思しき単語が大量に使われている。雑多な情報ばかりだが、色々紹介してみよう。 ・の 搜狗输入法という中国語のフォントがあるのだが、変換で「de」をうつと本来は「的」が出るはずなのに平仮名の「の」も出る。なんか中国人はこの「の」を「的」の代わりに使いまくっている。もともと台湾などで使われていたのが大陸にも影響したようである。 しかし「