5月30日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請したFCNT(株)(TSR企業コード:027062554)が製造した携帯電話の修理やアフターサービスの継続が困難な状況に陥っていることが東京商工リサーチの取材でわかった。 民事再生後にFCNTが債権者へ送付した資料によると、携帯電話の企画・開発などを担うプロダクト事業のうち、「製造・販売事業については、現時点で具体的なスポンサー支援の意向が表明されていない」という。その上で、「事業を継続することは極めて困難な状況にあるため、本日以降速やかに事業を停止する予定」としている。 また、携帯電話の修理・アフターサービス事業についても「継続が困難な状況にあり、事業を一旦停止する予定」だという。携帯キャリアなど関係先との協議や、プロダクト事業にスポンサーが現れた場合には再開・継続される可能性もあるが、一般ユーザーにも影響が及びかねない状況だ。 なお、シニア向
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