公務員試験勉強中の俺は、何やら昔の中国っぽい小さな四角形の部屋に居た。がらんとして、真ん中に俺が立っているだけ。ではなぜ俺が昔の中国っぽいと思ったかというと、部屋の四隅にラーメン丼状のくぼみがあり、そこにラーメンが入って湯気が立ち上っていたからだ。床の平面より下に食べ物があるなんて、まともな状況じゃない。 すると、真上の天井が丸く開いて、看板のようなものが落ちてきた。俺はそれを前に一回転して間一髪で避けた。片膝をついたかっこいい姿勢で振り返ると、その看板には、『時は春秋時代末期(紀元前500年頃)』と書いてある。 「春秋時代だと!」 俺は覚えるために叫んだ。すると、また看板が落ちてきた。ひっくり返ってしまったので、表にすると『春秋は(しゅんじゅう)』と書いてあった。俺はさっきシュンシュウと読んでいた。 「春秋(しゅんじゅう)時代だと!」もう一度叫んでさらに「文藝春秋と何か関係が!?」と言い