グーグル―Google 既存のビジネスを破壊するのレビューエントリーで「主にアドワーズでどのように中小企業が変わるか、という事例にページが割かれている印象」と書きましたが、本書はさらにそれを押し進めた内容になっています。 ただしこちらは、Googleアドワーズではなくオーバーチュアで会社が変わっていった事例です。 災害で事業が立ち直れなくなったとき、環境の変化で事業が立ち行かなくなったとき‥‥。 どんな企業でも抱えているリスクだと思いますが、そうした時に、どのように中小企業がインターネットと検索エンジン広告を利用して立ち直っていったか、というストーリーがまとめられています。 佐々木氏が取材していますので、リアリティをもって読み進むことができます(ちなみに佐々木氏は元毎日新聞記者)。 サブタイトルに「中小企業のWeb2.0革命」とありますが、むしろこちらがメインのタイトルでも良いのではないか