これまで6回にわたり、ビジネスモデルの変革期をリードするIT経営者に求められる要件と取組テーマについて事例を踏まえながら解説させていただきました。 スマート化する地球の潮流 2008年11月にIBMのSam Palmisano CEOが米国ニューヨーク市にある"the Council on Foreign Relations"で行ったスピーチでSmarter Planetという概念を発表しました。 これは世界中のシステムや産業がより機能化し、相互接続され、インテリジェントになり、社会基盤や産業がより効率的で生産性が高く、変化に迅速に対応できる、つまり、世界(地球)がより賢くなることで、交通や環境、エネルギー、医療といった地球規模の多様な課題を解決できるという考え方で、既に世界各地で取り組まれているさまざまな事例も紹介しています。(関連ページ) その後、2009年10月には米国オバマ大統領が
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