「餃子の王将」社長銃撃 狙われた一番乗り、襲撃場所…用意周到、銃に慣れた人物か 産経新聞 12月20日(金)0時0分配信 毎朝誰よりも早く出社する。名物社長ならではの一番乗りの習慣は、犯人にとっては絶好の襲撃機会だった。「餃子の王将」を展開する王将フードサービス(京都市山科区)の本社前で19日早朝、大東(おおひがし)隆行社長(72)が拳銃で撃たれて殺害された事件。京都府警の捜査からは社長の行動を下調べした周到な犯人像が浮かぶが、会社側は「トラブルは思い当たらない」と困惑する。府警は81人態勢の捜査本部で現場周辺の聞き込みを進め、目撃情報の収集を急ぐ。 ■「どんな客もオープンに」と防犯カメラなし 「食べ物を扱う仕事。まず自分がきれいにしているところを従業員に見せんと」。夜も明けきらないうちから1人で本社前を清掃するのが大東社長の日課。住民に理由を聞かれると、率先垂範のモットーを飾らずに語