2007年にアメリカのChronicle Booksから刊行された『Style Deficit Disorder』に、デビッド・バーンのインタビューが掲載されている。内容は、プラスチックスとメロン、そして1980年前後の日本について。 トーキング・ヘッズ、DEVO、B-52sなどが初めて日本をツアーした際、自分たちとほぼ同じようでいて、しかしとても日本的なシーンがあることに気付いた驚きを想像してみてほしい。東京のシーンはプラスチックスと呼ばれるバンドを中心に、ファッション・デザイナー、イラストレーター、グラフィック・デザイナーなどが参加していた。 プラスチックスという名前は、『日本製品がプラスチックである』という西洋の一般的な認識を皮肉ったものであり、それゆえに『西洋製の優れたアイテムの劣化コピー』ということになる。この事実を認め、それをからかうと同時に祝福すること ー プラスチックスとそ
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