Photo: Dimitrios Kambouris/Getty Images For The Rock and Roll Hall of Fame 2021年8月27日に日本劇場公開される映画『サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)』はウッドストックと同じ1969年の夏、ニューヨークのハーレムで開催された音楽フェスティバル『The Harlem Cultural Festival』を描くドキュメンタリー映画だ。 この映画は人気ヒップホップ・バンドのザ・ルーツのドラマー兼作曲家としてバンドを長年支え、ソロ・アーティストやプロデューサー、DJとして幅広く活躍しているアミール“クエストラブ”トンプソンが初めて監督した作品。 そんなクエストラブがこの映画を監督するまでに至るキャリアの道のりを、クエストラブ本人にインタビュー経験を持つライター/翻訳家の池城美菜子さんに寄稿