(CNN) エネルギーインフラに対する23日のロシア軍の集中的な空爆により、ウクライナは大規模な停電に見舞われている。同国のハルシチェンコ・エネルギー相がテレビに語ったところによると、同国の4つの原子力発電所すべてが初めて同時に停止したという。 ハルシチェンコ氏は24日、「重要なことを理解しなければならない。昨日、爆撃を受けた結果、停電が発生した」と述べた。 「状況は非常に厳しいが、午前4時に電力系統をなんとか統合することができた。現在は1つのユニットとして機能しており、国中の重要なインフラ施設に電力が供給されている」と説明した。 当局は現在、全国で電気の復旧を急いでいる。 ハルシチェンコ氏は「日中の発電量を増やしていく。夜までには原発が再稼働し、送電網に電力を供給し始めると予想している。これで停電は大幅に減るだろう」との見通しを明らかにした。 世界原子力協会によると、ウクライナは原子力発