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ブックマーク / blog.livedoor.jp/mikako0607jp (15)

  • THE BRADY BLOG:ボブ・ディランのノーベル文学賞受賞で

    いやー、こんなことはもう2度とないやろ。ディランは唯一無二。とか言っている方々もいらっしゃいますが、 「アメリカの偉大な歌の伝統の中で、新しい詩的表現を作り出した」 という授賞理由の「アメリカ」を「イギリス」と置き換えると、いますよ。もう一人。稀有の詩人が。

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    stonedlove 2016/10/15
    ふふふ。
  • THE BRADY BLOG:わが祖国では「音楽と政治」論争もあるようですが…

    わが祖国では「音楽政治を混ぜるな」みたいなことを仰る方々が多々いらっしゃるようで、 そんなときにこんなタイトルの政治を出してしまう空気の読めないばばあ(笑)が ブライトンの浜辺から極東にぶち投げました。日発売です。よろしくお願いします。 (表紙の写真提供者の方がブログで紹介してくださいました。1冊のを作るにはほんとうに多くの方々が関わっているということ、書いた人間はそのほんの一部に過ぎないということを実感したです。ソリダリティーの一冊です。) http://uramayu.com/blog/2016/06/europe_calling.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

    THE BRADY BLOG:わが祖国では「音楽と政治」論争もあるようですが…
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    stonedlove 2016/06/23
    ブレイディみかこ氏の新作『ヨーロッパ・コーリング』は岩波書店から。
  • THE BRADY BLOG:21世紀のロンドン・コーリング

    昨日、ロンドンにムスリムの市長が誕生した。 テロだ、難民だ、民衆の右傾化でEU崩壊だと、ヨーロッパがぐちゃぐちゃ揺れている時に、欧州国の首都としては初のムスリム市長が生まれたことは時代のマイルストーンだと思う。 英国という国は、いろいろと問題は抱えているものの、何十年かぶりに何かを発信し始めているような気がしてならず、ロンドン・コーリング再び。とか思っているのだけれど、ポデモスのスペインも6月に総選挙のやり直しらしい。 ディス・イズ・ヨーロッパ・コーリング。 こんなが出ることになりました。 http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0023990/index.html

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  • THE BRADY BLOG:ザ・レフト −UK左翼セレブ列伝

    エレキングから新刊を出していただけることになりました。 http://www.ele-king.net/news/004154/ 「これだけ右傾化している世の中を引き戻すにはゴリゴリの左翼政党が必要」 と言ったケン・ローチに倣い、日はいま右翼が大量に出てるらしいから、じゃあ左翼で。というノリの企画だったことは、題名に思わず「レフト」と「左翼」と2回も入れてしまったところに表れていると思います。 書いている最中に、例えばビリー・ブラッグがスコットランド独立問題のナショナリズム発言で話題になったり、ラッセル・ブランドに至ってはもう、もし英国に流行語大賞があったら彼の「レボリューション」は間違いなくノミネートされるだろうと思うほど派手に活動しているし(ジョン・ライドンがいちいち脇からチャチャ入れ、いや批判してくるのも面白いし)、いま祖国で問題になっているメディア規制問題はまさにローワン・ア

  • THE BRADY BLOG:あなたが英国人である誇りを感じるのは、女王?それとも、 ピストルズ?

    英国はダイヤモンド・ジュビリー(女王在位60年祝賀)の4連休。であった。 んで、ジュビリー。と来れば、必ずセットでついて来るのがパンクらしい。 それについては、こういうFinancial Timesの記事もあった。 http://www.ft.com/cms/s/2/2b9ed96c-a97c-11e1-9772-00144feabdc0.html?ftcamp=published_links%2Frss%2Flife-arts_music%2Ffeed%2F%2Fproduct#axzz1wm2F84r8 わたしが勤務する保育園でも、一応ジュビリー祝賀のティーパーティーが開かれ、そのための装飾品やら、従業員用のユニオンジャックの帽子やらを買い出しに行かされたわけだが、いまやジュビリーとパンクというのは、当に一般庶民用の商品レベルで合体しているのだ。という事実を思い知らされた。 例えば、

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    stonedlove 2012/06/06
    "Dysfunctional"な英国文化について。
  • THE BRADY BLOG:『ブライトン・ロック』リメイクに見る「気概」の問題

    英国の70年代パンクにも絶対的影響を与えたグレアム・グリーンの小説に基づいており、リチャード・アットゥンバラ(注:アッテンボローと言っても、英国人は誰もわからない。ちなみに、この人の弟はジョン・ライドンも憧れている動物学者)という英国映画界の巨人が主演した伝説の名画でありながら、「それは誰かの意図だったのか」と訝りたくなるほど日での知名度が低い映画に、『ブライトン・ロック』という作品がある。 その大変な作品が今更リメイクされるというので、英国では製作発表時から話題になっていたし、わたしとしても関心は持っていたのだが、公開当時にリメイク作を見なかったのは、信頼できる友人筋から 「Crap(屑)」 という簡潔なレビューを貰っていたからだった。 そりゃそうだよなー。 あの『ブライトン・ロック』の時代背景を、モッズVSロッカーズの乱闘が起きた時代にスライドさせ、ピンキーがモッズコートを着てヴェス

  • THE BRADY BLOG:A CASE OF SANITY

    数週間前に別所でこんなの書いた。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111211-00000009-mvwalk-movi この国では、サッチャーの認知症は、長い年月、みんな知ってたけど具体的に報道する人がおらず、まるで日皇室報道を髣髴とさせる不可思議なヴェールに包まれていた。しかし、かつてジョン・ライドンが出演したITVのB級セレブ・ジャングル番組に出演したこともあるキャロル・サッチャーが、母の認知症を文章にして世に知らしめたことで「やっぱりねー」みたいな確認感(衝撃というより、コンファメーションだったよな。一般的には)が国民の間に広まったのであった。 個人的には、あれは90年代の終わりごろだったか。 英国航空が、機体を現代アート文様にして大胆なイメチェンを図ったことがあり、飛行機の尾っぽの部分からユニオンジャックが消えたという大胆な一時的変化(

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    stonedlove 2011/12/22
    英国政治の「Sanity」と池畑潤二のドラムについて。feat. ザ・ルースターズ「ニュールンベルグでささやいて」&「撃沈魚雷」
  • THE BRADY BLOG:リトル・アンセムズ3. 石で出来ている。

    隣家の息子というキャラが昔のわたしの書き物には頻繁に登場した。が、ここのところ登場しなくなったからと言って何処かに行ったとかいうわけではなく、現在でも彼は隣家に住んでいる。 思えば、これが貧民街の特徴なのである。 みんな、現在でも、いつまでたっても同じ家に住んでいる。親の家を飛び出して、自立したり、彼女を妊娠させて所帯を持ったりした者も、様々のものを破たんさせてすぐ実家に帰ってくる。 思えば7年前、わたしが雑文をしたため始めた頃の隣家の息子は、10代であった。それがいつの間にか20代になり、成人した頃にはすでに「週末にしか子供には会えない」タイプの父親となっており、今夏のロンドン暴動の折には、フディーズの暴れぶりをニュースで見ながら、老人のように背中を丸めて紅茶を飲んでいた。(彼はアルコール依存症となってぐじゅぐじゅと大変だった時期もあったが、子供に会う権利を失わないためにリハビリした)。

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    stonedlove 2011/11/16
    石と薔薇。
  • THE BRADY BLOG:暴動理論

    ロンドン暴動を美化してはいけない。 イギリスでライオットなどというと、すぐ音楽とかそういうカルチャー面を持ち出してスタイリッシュに捉えようとする御仁がいるようだが、今回の暴動は違う。 ガキ共が集団でたむろって盗んで火をつけただけだ。中には盗品を並べて自慢している写真をネット投稿して警察にしょっ引かれたバカたれもいるし、アンダークラスのローティーン暴動参加者などは親から車で送り迎えしてもらっていたという話もある。あのクラスの家庭では、「店を燃やす前に、あんたら母ちゃんにもナイキのスニーカー盗んで来てよ」みたいなフェスティバルなう感が絶対にあったんだろうなあ。というわたしの読みは当たった。 あの世界は、わたしが知っている限り、ラップというより西原理恵子の「ぼくんち」である。 逮捕されている暴動参加者にミドルクラスの子女が目立つし、高価な携帯電話でのみ使用可能なネットワークを使って広がった暴動な

  • THE BRADY BLOG:マジでやんなさい!と吠える老婆と前を横切る自転車と

    暴動騒ぎは、これまでわたしがブログで書いてきた内容の延長だ。 あんたたちはアニマルだ。人間の屑だ。と私は思うのよ。の、その先にあるもの。 その先に進むかどうか、その先に何を探すのかは、各人が決めるのだということ。 今回もまた、それに尽きる。 いろいろ感じること、思索することはあるが、 関連報道の中でこころに残ったのは、炎上するハックニーの街で暴れるガキどもに、果敢にも説教をぶちかましていたというアフロカリビアン系の婆さんの映像であった。杖をついた婆さんが仁王立ちして熱い説教をかましている最中に、「ど真ん中をすみませんよ」か何か言いながらそろそろ自転車を押しつつ前を横切って行く一般市民の姿がまたリアルで微笑を誘い、英国の現在を伝える良い映像である。 http://www.youtube.com/watch?v=llhVrB5Ejmk 'This is a f****** reality. L

  • THE BRADY BLOG:ファック・オフと言えない日本

    左は銀行強盗している覆面フディーズの写真ではない。 反政府デモに参加した英国の若者たちの写真である。 英国では、政府に対する怒りの「ぎゃああああ」でじっとしていられない人々が街中で暴れており、ロンドンで先月下旬に決行された反政府デモなどは50万人が参加したということだ。 で、この国でこうした反なんとかデモがある度に気になってしかたないのが、この写真のように、妙に生き生きと躍動感に溢れて他人に迷惑をかけている人々の姿である。 だいたい。 銀行のキャッシュマシーンを破壊する。というアクションを、アンチ政権ステートメントとしてのヒロイックな行為であると信じるからこそ彼らはこんなことをするのだろうが、例えばこの銀行にしか口座を持たず、このキャッシュマシーンから年金を引き下ろしているお年寄りなんかはどうなるのだ。 みたいな細事を、いちいち気に病んでいてはいけない。 暴動には圧倒的で大雑把なエネルギー

  • THE BRADY BLOG:モリッシーのひねり。それは学生デモ隊に何よりも必要で

    ジョニー・マーがデイヴィッド・キャメロン首相に宛てた“スミス好き禁止令”をモリッシーが公に支持したというのはご存知の方も多いだろうが、このGuardianの記事を見た時、わたしはのけぞって大笑いした。 http://www.guardian.co.uk/music/2010/dec/06/morrissey-johnny-marr-david-cameron 僕はジョニー・マーの声明をサポートしたい。なんて、また素直にどうしたのかと思っていると、いきなり“だってデイヴィッド・キャメロンは狩りを合法的に容認するスタンスなんだもの。そんなヴァイオレンスを僕は許さないし、自然の生態系にダメージを及ぼすなんてダメよ”みたいなコメントをして子を抱きしめているモリッシーの写真が掲載されているものだから、わたしとしても爆笑を禁じ得なかったわけだが、爆笑の後でこの“ずらし”にはニヤリとさせられてしまった

  • THE BRADY BLOG:雪と学生闘争。そしてジョニー・マー

    Stop saying that you like The Smiths, no you don't. I forbid you to like it. (スミスを好きだなんて言うのはやめろ。あんたは違う。あんたのスミス好きを禁止する) http://www.guardian.co.uk/politics/2010/dec/03/johnny-marr-david-cameron-twitter?intcmp=239 ジョニー・マーが、自らのTwitterで英国首相デイビッド・キャメロンに送ったメッセージである。 雪の中を学生たちが街に出てアンチ保守党政権闘争を繰り広げている今、誰かがこれを言うのをわたしは待っていた。 わたしは雪の中で抗議運動を繰り広げた人々の中にはいなかったが、デモ行進を続けた人々のガキどもの面倒を託児所でみていた。 個人的にはもはや、デモ行進だの流血の抗議運動だのにわ

    stonedlove
    stonedlove 2010/12/06
    「スミスを好きだなんて言うのはやめろ。あんたは違う。あんたのスミス好きを禁止する」
  • THE BRADY BLOG:プリティ・ボーイズ・ポリティクスの時代

    「“プリティ・ボーイズ・ポリティクス”の(f)時代になったな」 という発言が、最近わたしの周囲で頻繁に聞かれる。 プリティ・ボーイズというのは、他でもなく、新首相デビッド・キャメロン&副首相ニック・クレッグのことである(彼らについては拙ブログでも何年か前に書いたことがあるが)。国では政界版アント&デック(写真)とも呼ばれている。 キャメロンは環境政策をアピールするために自転車で国会通勤しながら、背後からBMWで着替えのスーツと書類カバンを運ばせていたという大馬鹿者だし、モリッシーのファンだという彼はレディオヘッドの大ファンでもあり、インディーロックに憧れてシャンパン飲んでドラッグ吸ってるプライベートスクール出身の標準的お坊ちゃま。な音楽趣味をしている。 そういう人物が英国の首相になったわけだが、この人は選挙で勝ったわけでさえない。 あれだけ嫌われていた“無愛想”政権と戦って、マジョリテ

  • THE BRADY BLOG:アナキスト・イン・ザ・UK

    長いこと、わたしは底辺生活者サポート施設が嫌いであった。 それをネタにしてブログを書き続けてきたものの、嫌いだったのだ。 わたしは底辺託児所と底辺生活者サポート施設を切り離して考えようとしてきたし、なんかこう、あそこにゆったりと流れている空気というか妙な連帯感というか、そういうものに侵されてしまうと、もはや人ではなくなると考えていた。 「何も持っていない人々を支え、何かを始めさせようとする、この施設はブリリアントだ」 「コミュニティ・スピリットが最高」 みたいな熱いことを言う奴を見る度に、働かねえから何もないんだろ。そりゃあみんな仕事しないでだらだらしてるんだから、気分的に平和で助け合いの精神も生まれるわな。みたいな醒めた目線で見ていた東洋人。それがわたしであった。 翻って、先日のマルコム・マクラーレンの葬式である。 棺の脇に書かれた文句は Too Fast to Live Too You

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