花とリボンと水玉の頃、ストロベリー・スウィッチブレイド 花とリボンと水玉のあの頃-- 「コンサートやライブに行く時は、その演者に精一杯のリスペクトと愛を込めて着飾るのが礼儀」と母から教育され、それを信じて若い時から実践してきた。 1986年3月、私と友人はダンス用品専門店で試着を繰り返していた。ストロベリー・スウィッチブレイドのコンサートに着て行く衣装を探すためだ。 友人曰く「あれはどう見てもフラメンコの衣装だから買った方が安上がり」と提案され半信半疑で店内を見ると、確かに水玉だらけ!花だらけ! キラキラとヒラヒラの宝庫だった。ベテラン店員さんに雑誌の切り抜きを見せると、あっと言う間にコーディネートが完成。 長身の友人はジル役、私はローズ役だからスカートをミニに丈詰めし、花とリボンと水玉の衣装で中野サンプラザのストロベリー・スウィッチブレイドの来日コンサートへ向かった。 いたる所でかかりま