「音楽に政治を持ち込むな」「音楽を政治利用するな」。この夏、フジロック・フェスティバルに学生らの団体「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基さんの出演が発表されると、こんな批判がネット上にわき起こり、大きな論争となった。出演への批判や違和感の背景に何があるのか、いろいろな人の声に耳を傾けてみた。【小国綾子】 フジロックは7月22〜24日に新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される。奥田さんが出演するのは、2011年以来、脱原発など社会的なテーマでトークなどを行ってきた「ザ・アトミックカフェ」というステージだ。 この記事は有料記事です。 残り2519文字(全文2774文字)