共同通信社が28、29両日に実施した全国緊急電話世論調査によると、安倍晋三内閣の支持率は55・2%と、今月22、23両日に行った前回調査に比べ1ポイント増加した。不支持率は32・6%(前回33・0%)だった。 調査は26日の首相による靖国神社参拝後に行われた。首相参拝について「よかった」との回答は43・2%、「よくなかった」は47・1%。「よかった」と答えた理由で最も多かったのは「首相が靖国神社で戦没者を慰霊するのは当然だから」の48・6%、「よくなかった」で最多は「近隣諸国との関係に影響するから」の74・2%だった 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古沿岸部への移設については賛成が49・8%と、反対の33・6%を上回った。沖縄県の仲井真弘多(なかいま・ひろかず)知事が政府の埋め立て申請を許可したことを「評価する」との回答は56・4%で、「評価しない」は30・7%だ