鎌倉時代に日本に襲来した元の船が見つかっている長崎県松浦市沖の鷹島海底遺跡で、新たに元の船とみられる沈没船1隻が見つかり、元寇の様子がさらに明らかになる可能性があると期待されています。 船を発見したのは、先月から松浦市沖に広がる鷹島海底遺跡で調査をしていた琉球大学の池田榮史教授などで作る研究チームです。 池田教授らは、平成23年に鷹島海底遺跡で沈没した元の船を見つけていますが、今回、そこから東に1.7キロメートルほど離れた深さ14メートルの海底で、新たに木造の船の船首部分を見つけたということです。 船は長さ11メートルほどの部分が確認されていて、全体に保存状態はよく、現場からは右舷と左舷の板のほか、船の内部を仕切る隔壁と呼ばれる木材も見つかり、この隔壁の構造などから元寇の際に沈没した元の船とみられるということです。 時代を特定できる硬貨や陶磁器などの積み荷は、まだ見つかっていないということ
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