あ、どうしよう不安だ 自信がなくなってきた 周りもみんな敵に見える あ、どうしよう 僕ちゃんと誰かに必要とされてる? どうしよう どうしよう! どうしようどうしよう! どうしよう! いいか。よく聞け。 そんなふうに不安だらけになったところで、実のところ世界は何も変わっちゃいない。 君の頭の中から覗く世界が、君の思い込みで急に恐ろしいものになっただけだ。 世の中は君のこといちいち相手するほどヒマじゃないんだ。 君は一匹の猫でありそれ以上でもそれ以下でもない。 君が自分と比べているどこかの誰かだって、ただの一匹の猫なんだよ。 そんなちっぽけなものにできることなんてたかが知れているだろ? 君とその誰かを比べてみたところで実はほとんど差はないし、実際世界にとって君なんてどうでもいい。 君や僕が全力で世界に体当たりしたところで、やんわりと押し返されるだけなんだ。 分かるだろ? そう、分かってるんだ全