11gからは、ログの管理機構に大幅な変更が加わり、Automatic Diagnostic Repository(以下、ADR)で管理されるようになりました。今回は、ADR、ADRに格納されている診断データ、および診断データを参照するためのユーティリティであるADRCIの使用方法について解説を行います。
連載バックナンバー Oracleトラブル対策の基礎知識 今回の主な内容 Data Guardとは? Data Guardには構成が2種類 REDOデータの転送方法 REDOデータが生成されない操作には注意 アーカイブギャップが発生する原因 アーカイブギャップへの対処法 (関連キーワード:Data Guard) Oracle Data Guardは、サーバを配置しているデータセンターが災害などで倒壊してしまった場合に備え、遠隔地のデータセンターに予備のデータベースを準備しておいて、データを転送して同期を取る機能です。 以下に障害発生時のフローについて図で解説します。 Data Guardは、本番系のデータベースを「プライマリ・データベース」、予備系のデータベースを「スタンバイ・データベース」と呼びます。プライマリ・データベースとスタンバイ・データベースは「1:多」の関係で、スタンバイ・データ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く