ブックマーク / hokke-ookami.hatenablog.com (3)

  • 『エスパー魔美』の名言は、批判を忘れておしまいにしようという主張ではない - 法華狼の日記

    表現の自由から批判の自由が話題になる時、よく『エスパー魔美』から引用される頁がある。「くたばれ評論家」で、主人公と父親が会話する場面だ*1。 公表した表現が批判されることを覚悟すべきこと。批判することも反発しかえすことも自由であること。 そうした表現の自由にまつわる主張が、表現者である父親の人格とともに描かれ、この頁だけでも普遍性をもっている。 しかし、この頁だけがひとりあるきしていることは残念だ*2。 物語が知られていないのはしかたないとしても、書かれていない主張が読みとられることまでいいとは思えない。描かれているのは絵画への批判なのに、政府や司法への抗議と同一視する主張すらある。 誰が靖国に英霊を公表したのか - 法華狼の日記 そのように批判を自由にさせることと抗議を放置することを混同してしまえば、とるべき責任まで消されてしまう。 まず、父親は「おしまい!!」といっているが、批判を単純

    『エスパー魔美』の名言は、批判を忘れておしまいにしようという主張ではない - 法華狼の日記
  • 「通名」という「在日特権」が在特会によって世間に知られたという主張は、いくつもの意味で歴史をふまえていない - 法華狼の日記

    ニコニコ動画で2014年12月に開設された「在特会チャンネル」だが*1、規約違反で閉鎖されたという。 http://www.asahi.com/articles/ASH5N4SDQH5NUTIL01G.html ドワンゴはニコニコ動画の運営規約で、民族や人種などに関する差別的表現や、他人の名誉や社会的信用を侵害する行為などを禁止しているが、在特会がどの禁止事項に触れたかは明らかにしていない。 このチャンネル閉鎖にからんで、ドワンゴの川上量生会長らしきツイッターアカウント[twitter:@kadongo38]氏が、下記のようなツイートをしていた。 論争によって少しずつトーンが弱くなっているが、問題提起をしたとして在特会への一定の評価を与えつつ、「通名」を根拠として「在日特権」の実在を信じているように読める。 まず、「在日特権を許さない市民の会」通称「在特会」が生まれたのは2007年のこと。

    「通名」という「在日特権」が在特会によって世間に知られたという主張は、いくつもの意味で歴史をふまえていない - 法華狼の日記
  • ホメオパシーの大会に見る、オカルトからナショナリズムへの接近 - 法華狼の日記

    ホメオパシー、もしくは同種療法。現代的な医療が発達するより前に考案され、やがて効果がないことが判明した、西洋の治療法。 同種の非科学的な治療法においては、比較的に無害であることもあってか、現代でも民間療法として生き残っている。ただし現在では現代的な医療と衝突して治療をさまたげることがしばしばあり、乳児死亡事件なども引き起こした。 アピタル(医療・健康・介護):朝日新聞デジタル それを推進する日ホメオパシー医学協会、略称JPHMAが毎年ひらいているコングレスの第14回で、自由主義史観研究会の藤岡信勝氏が呼ばれているという[twitter:@Lily_victoria]氏の指摘を見かけた。 開催された2013年当時にも少し注目されていたのだが*1、ふと思いついてJPHMAサイトから各年のプログラムを見たところ、徐々にオカルトからナショナリズムに近づく様子がうかがえた。簡単にまとめておく。 ま

    ホメオパシーの大会に見る、オカルトからナショナリズムへの接近 - 法華狼の日記
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