「『雲と泥と手』と『花水木』は、俺からしたらそんなに攻撃的なアルバムではないと思うんですけど、世の中の人たちはそういう風に捉えてしまって、そこがつまんねぇな、って。『ちゃんと全部聴いてよ!全部聴いたらそういう風にならないでしょ?』みたいな。俺はアルバム全体を作るために、そういう(攻撃的な)要素を入れただけのつもりでも、世の中の人はそういう風に捉えてくれねぇんだな、って。そういうイメージを覆したかったというか、そういうことも俺のやりたいことではあるんだけど、『そうじゃないのも俺は出来る』っていうのを『如雨露』で見せたかったんです」 昨年12月にリリースされた「花水木」以降、「メランコリック現代」のリミックス・アルバムと「雲と泥の手」や配信シングルのリリース、そして、初となるワンマン公演をLIQUIDROOMで敢行するなど、表面的なレジュメをなぞるだけでも、相当に目まぐるしい活動を展開してきた
「当たり前な話ではあるんですが、まず最初に全員と直接会って、テーマやトラック、構成、色々思うことなどしっかり話し合う時間を多く設けました。極端な言い方になりますが、客演モノって参加MCのモティヴェーション次第で手は抜かれ放題な場合もありまして。だから、MCたちとちゃんと面と向かってしっかり自分の思いを伝えて、信頼関係を築いた上での制作を心がけました。そういうのもプロデューサーの仕事の一環かなと、最近よく実感してます」 1990年生まれ、新潟出身のDJ 松永は、そのキャッチーなサンプリング・センスとターンテーブリスト/DJとしての活動から培った(と思われる)ビート・アプローチのセンスの良さが評判を呼び、近年数多くの著名MCたちにトラックを提供してきた男だ。 2012年に1stアルバム「DA FOOLISH」をリリースして以降、自身作のオフィシャル・ミックスCDに収録された“Daydream
HOME NEWS / REPORT[ニュース/レポート] RHYMESTERがレコード会社移籍&レーベル設立を発表。元旦に新曲公開+来春に主催フェスも開催決定! 本日12月19日に、六本木EX THEATERにて『R25 RHYMESTER 25th Aniv. with FUNKY GRAMMAR』を開催し、FUNKY GRAMMARクルー勢揃いの圧巻のイヴェントをを演出したRHYMESTER。そして、RHYMESTERの周年イヴェントと言えば、毎回終演後に重大発表を行なってきたことでファンの間では知られていると思うが、今回もビッグなニュースが続々発表された。 まず発表されたのは、来春5月10日(日)にお台場で開催されるというRHYMESTERプレゼンツの野外フェス『人間交差点』の開催。詳細は現時点で未定だが、HIP HOPのみならず他ジャンルのアーティストとも交流も深いRHYMEST
「自分のラップは、取り敢えず『トラックのノリを一番掴む』ことですかね、分かりにくいかもしれないけど。最近、トラックがカッコ良くてもラップが『浮いてる』曲が多いな、って思ってて、そういうのは音楽として成立してない気がするんです。俺らの世代は、そういう部分もひっくるめてやらないとダメなんじゃないか、って思ってやりましたね」 グループ、ソロ関連作含め、ここ1〜2年の東京アンダーグラウンドHIP HOPの話題をかっさらっていった感のあるFla$hBackS。同グループから、KID FRESINO、Febbのソロ作に続く形で、jjjのソロ・アルバム「Yacht Club」が満を持してリリースされた。 そもそもFla$hBackSの1stアルバム「FL$8KS」のトラックの大部分をjjjが手掛けていたこともあり、サウンド面でのFla$hBackSサウンドのアイデンティティをjjjのトラックと位置づけて
「『LXVE 業放草』に関してはもう日本語ラップ・シーンの受け皿……例えば、サンプリングで作られたビートの方がみんなに馴染みがあるとか、みんなスキルよりドラマを重視してることとかが分かっていて作ったから、ある程度バズるのは当たり前のことで、別に何の感慨もないんです。ただ、それによって、こうして人と繋がれることに喜びがある。でも、人が用意してくれた土俵に身体の形を合わせるんじゃなくて、自分で土俵をこれから作ることをしたくて」 この時代において、そもそも“ネット”と“現場”を比較した話をする方がナンセンスだが、アメリカのHIP HOPシーンがインターネット上を媒介としたミックステープに情報サイト、リリック解説サイトや、そこに集うヘッズたちの力に押し上げられてネクスト・フェーズに進んだように、日本にもそうしたネット上の“シーン”が存在するし、そこを拠点にキャリアをスタートさせるMCも今や少なくな
以下はレーベルからのインフォ 「平成の武士」ことUZIが12月3日に発売予定の 5枚目のアルバム【フジヤマ】リリース!! 2014年12月3日発売決定!! UZI 5th ALBUM 「フジヤマ」 (MASTER OG) (曲目) 01. フジヤマ pro.LIL' OGI 02. 次元爆弾 pro.LIL' OGI 03. ATARI feat.G-MAN,AKTION pro.LIL' OGI 04. 必殺 feat.輪入道 pro.KUT 05. 流れビッチの波止場 pro.KUT 06. 燕返し feat.G-MAN,DEN pro.KUT 07. 開放軍4 feat. Akitaken Dob-Rok a.k.a. Angel De Lucia,十影,ZEEBRA pro.LIL' OGI 08. 韻 feat.K DUB SHINE pro.INOVADER 09. 予感 fe
「ソロを始めてからHilcrhymeのことがすごく好きになれて、それが大きな収穫だった。ソロ活動開始当初はクラブでのみライヴをやってて、自信マンマンでいたんですけど、やっぱり全然盛り上がらなかった(笑)。盛り上がってたとしても、Hilcrhymeのファンだけで、現場でちゃんと『掴めてない』状態がしばらく続いて、そのときに『Hilcrhymeって、なんてスゲェことやってたんだろう』って思ったんです。Hilcrhymeである自分をちゃんと正面から見て誇れるようになったというのが、ソロをやっての大きな発見だったんです」 2009年にメジャー・デビューを果たし、今年は初の武道館公演まで成し遂げたHilcrhyme。RIP SLYMEやKICK THE CAN CREW、HOME MADE家族やnobodyknows+といった面々が00年代の「ポップなラップ」の象徴なのだとしたら、Hilcrhyme
「この5年間はRHYMESTERにとって“言葉”の時期だったと思う。メッセージって言っちゃうと簡単なんだけど、言葉を磨いていた時期。前とは『届けよう』ということに関して、全然意識が違う。昔はライミングに使っていた時間を、例えば情緒的な表現だったりとか、『もっと一般層に届くためには』とか、『HIP HOPタームを使わないで言えないかな』とかを考えるようになって。それまでは、『HIP HOPはこうだから』とか『HIP HOP的に面白ければ』ということに力を使っていたけど、比重のかけ方が違ってきた」--Mummy-D 結成から今年で25年。頑なに自らのフォームを守り続けながらも、支持を拡げて活動を続けてきたRHYMESTERは、世界的に見ても稀有な存在だ。こんな長期間に渡って安定したキャリアを築いてきたラップ・グループは、日本だとスチャダラパーぐらいだろうし、USに目を向けてもそんなグループは数
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く