印刷 「茶のしずく石鹸(せっけん)」の旧商品によるアレルギー問題で、厚生労働省は23日、発症者が2月末時点で1567人に上ったと公表した。昨年10月から3倍以上になった。このうち、呼吸困難や意識不明になるなど救急搬送や入院が必要だった重症者は172人だった。 厚労省が、販売元の化粧品会社「悠香」(福岡県)から2月29日までに受け付けたアレルギー発症者の報告数を薬事・食品衛生審議会の部会に伝えた。昨年10月17日時点の報告数は471人(うち重症66人)で、4カ月あまりで1千人以上増えた。 購読されている方は、続きをご覧いただけます関連リンク「前の消費者相は頼れなかった」 「茶のしずく」被害者(1/13)茶のしずくアレルギー、半年前に認識か 厚労省調査開始(1/6)「茶のしずく」発症者569人に 学会が受診呼びかけ(11/11/25)消費者庁「茶のしずく」報告見過ごす 注意喚起に遅れ(11