背景 「Fluentd と Raspberry Pi で作るセンサーネットワーク」では,Raspberry Pi を使って WiFi 経由でセンシングする方法を紹介しましたが,この方法では電源がとれない場所に設置できないという欠点がありました.Raspberry Pi は消費電力が大きすぎ,長期間の電池駆動には適さないためです. そこで今回は,低消費電力で動作する ESP32 を使い,乾電池で動作する WiFi 温湿度計の作り方を紹介します.単3乾電池2本で約3ヶ月程度は動作するので,電源の無い屋外等に設置するのにぴったりです. ホスト側のソフトとしては,Fluentd を使用します. 必要な部品 必要な部品はこんな感じ. AliExpress で入手するもの ESP-WROOM-32 格安の WiFi モジュールです.Arduino IDE で開発することができます. ESP-32S A