石勝線夕張支線や留萌線の一部など、赤字路線の廃止を決めているJR北海道だが、1日の平均乗車人数が1人以下の駅を中心に廃止を進めているという(YOMIURI ONLINEの記事、 どうしんウェブの記事)。 1日平均乗車人数が1人以下の駅は9路線51駅で、12月5日で鉄道事業廃止となる留萌線(留萌・増毛間)の5駅を除くと46駅。該当駅のうち5路線15駅に加え、函館本線で1日平均乗車数が10人以下の蕨岱と北豊津の2駅については、自治体に廃止の意向を伝えたことが明らかになっている。このうち、蕨岱と北豊津、千歳線の美々は来年3月のダイヤ改正に合わせた廃止を地元自治体が受け入れているとのこと。 JR北海道はもともと経営状態が苦しいところに8月の台風で橋脚が流失するなど大きな打撃を受けており、復旧費用と減収で100億円規模の被害額が見込まれている。