エホバの証人での性被害やハラスメントに関する調査結果について記者会見をする「JW児童虐待被害アーカイブ」のメンバーら=2023年11月28日午後2時9分、東京都千代田区、島崎周撮影 キリスト教系新宗教「ものみの塔聖書冊子協会(エホバの証人)」の元2世信者でつくる団体が28日、東京都内で記者会見を開き、教団内での性被害やハラスメントについてとりまとめたアンケート結果を公表した。現役の信者も内部の仕組みについて証言し、「教団内でのルールや慣習によって、性被害が発生しやすい環境や隠蔽(いんぺい)につながっている可能性がある」と指摘している。 【写真】長老から性行為の数、日時まで聞かれ エホバ元2世「異常としか」 アンケートをしたのはエホバの元2世信者らでつくる「JW児童虐待被害アーカイブ」。この日、こども家庭庁などに調査結果とともに、国による早急な実態調査や、再発防止のための対策などを求める要望