“UUUM化”チラつくVTuber業界 決算や業績自体は高い成長率を維持しており、黒字で絶好調であるVTuber事務所のエニーカラーとカバー。しかし株価を見るとここ一年で大幅に低迷、2024年全体を通じて、VTuber事務所2社は日経平均株価のパフォーマンスを大きく下回っていることなどを前編記事〈「VTuber事務所」の株価はなぜ暴落したのか?「エニーカラー」「カバー」の時価総額を押し上げた“神話”の崩壊〉でお伝えした。 近年稼ぎ頭のVTuberが次々卒業している両社の状況もあり、「UUUM化」という言葉がVTuber業界に影を落とし始めている。 UUUMは、日本最大級のYouTuberマネジメント事務所として、一時期は時価総額1000億円をこえる大企業となったが、タレントの独立、競争激化により株価は大きく低迷、現在では100億円程度の時価総額で推移している。 VTuber事務所がUUUM