今日、自分の周りでこの言葉の起源がちょっと話題になったんですよ。 そのときには、軽くググってみて、 『「沈黙は金、雄弁は銀」という言葉は西洋の昔の格言であり、 その時代の西洋では、銀本位制だったので、実は銀のほうが価値があった。 従って、この格言の本当の意味は現代で使われている意味と逆であり、 「雄弁の方が沈黙より偉い」である』 というような論調のサイトがいくつか見つかったので ほーなるほど、と納得しました。 特にいくつかのサイトでは、古代ギリシア時代の雄弁家デモステネスの言葉が起源だ。 と、あったのでなおさら「なるほど」と納得したのですが その直後に「待てよ」と思ったのでした。 というのもつい先日 最近の若者は本当にいたか、とカントは言った、皆が本を書いている - 吹風日記 というエントリを読みまして 「すこしググって、調べた気になってしまうことの危険性」 が頭の隅に残っていたからです。