Q 日本共産党は、統一教会および国際勝共連合に対し敵意をむき出しにし、目の敵にしていますが、そこに至るまでに、どのような攻防の歴史があったのでしょうか? A 統一教会および国際勝共連合を壊滅させることは、左翼勢力の目標となっています。前述したように、1978年6月、日本共産党の宮本顕治委員長(当時)は、統一教会の関連団体・国際勝共連合に対し、「勝共連合退治の先頭に立つ」(『赤旗』)と宣戦布告しますが、68年から78年までの10年間、勝共連合と共産党の間で、さまざまな攻防がありました。 日本の共産化の危機は、終戦以降、何度かあったと言われます。特に60年、70年安保闘争の頃は、学生や青年層に左翼勢力が浸透し、共産主義革命が実現しそうな勢いがありました。 この日本の危機的状況を打破しようと、68年に創設された国際勝共連合は、国内で勝共運動を推進しました。会員らは主要都市の駅前や街頭にくり出し、
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