PHPに限らず、プログラミング言語のちょっとした挙動や関数の動作を確認したいときがよくあります。そういう時、何か小さなコードをエディタで書いてコマンドラインで実行するのも良いですが、インタラクティブシェルを使うとより便利です。また、PHP5.4.0RC2の時点でインタラクティブシェルに関する細かな改善もあります。 この記事では、PHP5.4でのインタラクティブシェルを紹介します。 導入 PHPでインタラクティブシェルを利用する場合、configure時にオプションを指定する必要があります。PHP5.4RC2をダウンロードし、configure時に--with-readlineオプションにreadlineがインストールされているディレクトリを指定してビルドするとインタラクティブシェルが利用できるようになります。 $ cd path/to/php-5.4.0RC2 $ ./configure