前の記事 問題家庭2万世帯に監視カメラを設置:英国政府 探査船『ちきゅう』、南海トラフの深海掘削に成功(動画) 次の記事 家畜に乱用される抗生物質:制限法案に畜産業界は反発 2009年8月 4日 Brandon Keim 抗生物質を不用意に家畜に与えていると、耐性をもった「スーパーバグ」が生まれるおそれがあることは、何十年も前から警告されてきた。ここにきて米連邦政府はようやく、その厳重な取り締まりを目指して動き出している。しかし、畜産業界はこれに反発している。 現在提案されている法案『Preservation of Antibiotics for Medical Treatment Act』(PAMTA)では、病気の場合を除き、新開発の抗生物質を家畜に与えることはできなくなる。また、すでにある抗生物質についても、明確な理由のない利用は制限される。 人間で考えると常識的な話だ。医者が抗生物質