カメキチの目 録っておいたNHKBS1の 『欲望の資本主義』という番組をみた。 シリーズもので、私がみたのはシリーズ終わりのころで、マルクス・ガブリエルと いうドイツの若い哲学者が登場した。 (みてホントよかったです) よかったという印象ばかりで、「で、何がよかった?」と聞かれたら、 ほとんど忘れていることに気づく。 ただ一つ、とても刺激的な言葉があって、忘れられない。 (けれど時間がたてば忘れてしまうので)自分の感想をまじえて残します。 ーーーーーーーーーー 「運命」は「必然」ではない。 「運命」は「自由」である。 (ガブリエルさんは天邪鬼のようなことを言う) 他にも、「『理性』と『感情』は対立するものではない」も印象に残りました。 そのことで、彼は小林秀雄がどこかで述べた有名な文章 「美しい花があるのではない。私が花を美しいと思うのである」を挙げます。 「美しい花」なるものが存在するの