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荒川修作について。 芸術家、建築家、あるいはそれらを否定した人。 荒川修作は『天命反転』というキャッチフレーズを掲げて、「死なないこと」の実現を、あるいは「人間はいつか死ぬ」という常識を反転させよう(=克服しよう)としていた。その彼の核心を、頭の中にある核心を、現実に生み出した結果として、『遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体』『養老天命反転地』『三鷹天命反転住宅』が誕生した。 ・遍在の場・奈義の龍安寺・建築する身体 ・養老天命反転地 ・三鷹天命反転住宅 ①「どうして天命を反転させようとしたのか?」 芸術家は(そして、人間なら誰でも)自分にとっての興味関心・好き嫌いや問題意識があると思うのだけど、荒川修作にとってはこの『天命反転』というフレーズこそが、その興味関心、つまり自分の快感原則だったのかもしれない。「かもしれない」というのは、そのあたりについてはあまり語られていなくて、荒川修作につ
これは日記だ。だらだらとつまらないことを書いてしまうことがあっても多少は許されるはず。誠実になるための場所が欲しいなら自分だけのノートに綴ればいいのだけれど、僕にとってインターネットの公共性というのはある種のモチベーションになっているらしい。こういうのずっと前にも書いていたような。 何もできない日が続いている。風呂にも入れなければ歯も磨けない。ただ同じ場所を見ている。本気で同情を誘いたいならもっとだらだらと醜態を書き連ねることもできるのだけれど、さすがに無粋なのでやめておく。月曜日になれば届くはずのDMAEに過度の期待をしているのは、今回は粉末で注文したからだろうか。吸収率がどうとか。 ベッドのそばには僕からずっと離れてくれない本がいくつか積み重なっている。トルストイの懺悔、シーシュポスの神話、青色本、コンスタンタンのノート、それからシェストフの本もいくつか。パラパラとめくっても、筆圧の強
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