冒頭にて注記を。 以前書いたhttp://anond.hatelabo.jp/20080913153317の続きです。 小学生のころ同級だった男の子と会った。 細かいいきさつはもう思い切って省いてしまうけれど、とにかく、ふたりで会うことになった。 地元では有名な企業の御曹司で、お父さんの会社を継ぐために東京の大学に行って、いろいろ勉強したと言っていた。 仕事が終わるのを待って、イタリア料理のお店でコースを食べた。 クラスメイトの話とか、地元は最近こんなふうに変わったよとか、そんな話をした。 声が低くなっていた。卒業してからもう15年ぐらい経つんだから、変わってて当たり前だ。 喉仏が動くのをわたしがじっと見ていたら「何?」と照れたように笑った。 そいつはスーツを着ていたけど、少し長めのまつ毛、見るからに育ちのよさそうなきれいな指先、当時の面影が確かに残っていて、目の前にいるのが確かにわたしの