小学2年の娘、 習字はかじったことさえなく、 習字道具も持っていない。 なのに昨日パソコンから顔をあげて ふとみると、床一面に 筆でかかれた字、字、字。 裏紙に、絵の具の筆と水彩絵の具で。 うちにないなら、あるもので。 ひとりでに、すくすく成長してゆく娘。。。 すがすがしいお天気の土曜日の朝、 パンをかじりながら 娘に昨日ひとりでみていた トイ・ストーリーの感想をきく。 おもしろかったよとしか言わないので、 どんな話だったの? とききなおすと、 ゆっくり、じれったく、たどたどしく、 ながいながいあらすじがはじまる。 しまった、と小さな後悔をふりはらい、 心して辛抱づよくききつづけたすえ、 娘が語ったラストに 「えー、そうなん?そんなラストなん?」 と興奮し、見てもいないのに、 「いい話やねぇ」 と、じーんとする。 朝食の片付けをしながら、 はたと思う。 30分もつづく娘の説明に じっくり耳