ブックマーク / asanoomusubi.hatenablog.com (12)

  • あるもので楽しむ - asaの足あと

    小学2年の娘、 習字はかじったことさえなく、 習字道具も持っていない。 なのに昨日パソコンから顔をあげて ふとみると、床一面に 筆でかかれた字、字、字。 裏紙に、絵の具の筆と水彩絵の具で。 うちにないなら、あるもので。 ひとりでに、すくすく成長してゆく娘。。。 すがすがしいお天気の土曜日の朝、 パンをかじりながら 娘に昨日ひとりでみていた トイ・ストーリーの感想をきく。 おもしろかったよとしか言わないので、 どんな話だったの? とききなおすと、 ゆっくり、じれったく、たどたどしく、 ながいながいあらすじがはじまる。 しまった、と小さな後悔をふりはらい、 心して辛抱づよくききつづけたすえ、 娘が語ったラストに 「えー、そうなん?そんなラストなん?」 と興奮し、見てもいないのに、 「いい話やねぇ」 と、じーんとする。 朝の片付けをしながら、 はたと思う。 30分もつづく娘の説明に じっくり耳

    あるもので楽しむ - asaの足あと
    sugarless_ice
    sugarless_ice 2020/05/10
    習っていないのに絵筆で上手です。そして、そこそこ習字経験豊富だったので嬉しい^^
  • 人恋しさを小さく満たす - asaの足あと

    連休3日目の月曜日。 朝ごはんにハンバーグサンドを頰張りながら 娘がきいてくる。 「今日のお昼ごはんなに?」 大好きなハンバーグとパンの組み合わせを まさに口に入れているそのときに 次の事に思いを馳せるって……(ー_ー;) 今たべてるものに 集中してくれないかなぁ。 お昼ごはん。 前日の残りのカレーをうすめて ごはんのまわりにまわしかけたものを スープカレーだよ と言ってベランダに運ぶ。 まだうっすらと雨空の気配がのこるなか、 デリバリー風ベランダLUNCH。 半月ほど前に注文していた パルシステムのお試しセットが届いた。 瑞々しい有機野菜が8品はいって1000円。 自分では選ばないような野菜もあって、 いいなと思う。 ダンボール箱をあけてるんるんしていると、 娘がのぞきにやってきて 「なんや、野菜ばっかりやん」 と舌打ちをした。 夫もしらけた顔で素通りする。 さっそく、ふきを炊いて、

    人恋しさを小さく満たす - asaの足あと
    sugarless_ice
    sugarless_ice 2020/05/05
    昔、我が家でもそんな妻と子供の会話があったのを思い出しました。私は思っていても言えません^^;
  • 徒歩1秒のピクニックに行く - asaの足あと

    ぽかぽか陽気の日曜日だった昨日、 久々にお弁当をつくって、 ピクニックに行きました。 行き先はベランダ。 すぐ近くだから お弁当箱の蓋は閉じなくたって大丈夫。 蓋にも盛りつけて。。。 レジャーシートのうえで お弁当をたべて、 工作をして、 おやつもべて、 満ち足りる。 徒歩1秒先でのピクニック。 平日には眠り姫になる娘だけど、 週末は、朝から晩まで元気いっぱいです。

    徒歩1秒のピクニックに行く - asaの足あと
    sugarless_ice
    sugarless_ice 2020/04/27
    素敵です^^
  • 雨降りの休日にメロンパンを焼く - asaの足あと

    雨降りの土曜日。 家族みんな毎日家にいるので、 曜日感覚がなくなりそうだけど、 休日の今日は、 夫も私も会社パソコンはひらかない。 お昼ごはんに娘とパンを焼きました。 おかずパンとメロンパンとまるパン。 メロンパン用の生地をほんの少しあまらせて クッキーも2枚だけ。 焼きたてメロンパンに、娘は大興奮。 コンビニのメロンパンにも 興奮するんだけどね(--〆) パン祭り【第42回(ホームベーカリー)パンサークル】前編 - ズボラ主婦の覚書パン祭り【第42回(ホームベーカリー)パンサークル】前編 - ズボラ主婦の覚書 なんてことない写真とメッセージを 義母にLINEで送ると、 感想とともに 「私はなんとかやっています」 と返信がとどく。 なんとかの4文字の中に いちばん伝えたいことがあるのだろうな…。 外では風がごぉごぉとなっています。 ちっともおなかはすかないけど 娘がおやつをべるので、 せ

    雨降りの休日にメロンパンを焼く - asaの足あと
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    sugarless_ice 2020/04/19
    娘さんとパン作りいいですね、うちは男の子しかいないんで、羨ましいっす^^;
  • 不要でも不急でもないらしい引っ越しをする - asaの足あと

    不要不急の移動は自粛するように といわれている地から、 不要不急の移動は自粛するように とさらにいわれている地へと、 今日移動する。 もはや、この引っ越しは 当に必要なの?急ぎなの? と問いかけると、 「行くしかないやろ」 と、夫は不機嫌をあらわにした。 出発の今日は雨空で、 窓を開け放った部屋の中はやけに寒い。 搬入の明日は、さらに冷え込むそうで、 厚手の服を用意しなかったことを悔やむ。 不安ばかりがつきまとう転居だからこそ、 どうにか笑いを絶やさずにいたい。 そこで、 引っ越しの日、不機嫌は禁止! と昨夜、夫と娘に提案した。 「明日、機嫌悪くなったひとが負けね! 負けた人が3人分の明日の夜ごはんを おごること!」 せっせと私たちから奪いとったお金を 大事にためては ちょこちょこ無駄遣いすることに 喜びを感じている娘も、 不機嫌が日常茶飯事の夫も、 この提案に慄きながらも 承諾した。

    不要でも不急でもないらしい引っ越しをする - asaの足あと
  • 新幹線のなかで訃報をうける - asaの足あと

    5日前、急遽有休をとり 娘とふたり新幹線にとびのり駆けつけた うちから片道5時間だった 義父の入院する病院。 息苦しげな義父の目は宙をさまよい、 もはや義母のことも 私と娘のことも とらえていないように見えた。 病室に入るまではずみ足だった娘は、 困ったように強張った笑みをうかべながら 義父の横たわるベッドから距離をとった。 義母の呼びかけに反応をしない義父に、 私は大きな声で呼びかけた。 「おとうさん、もうすぐこの子、 2年生になりますよ」 と言ったとき、 義父はその日はじめて 口もとをほころばせ、 ううっとうなるように返事をした。 壁にくっついていた娘が 「あっ」と小さな歓声をもらすのが きこえた。 「痛みがない奇跡の癌だと先生は言うのよ、 それが救いだと思って」 と病室をでてカフェに移動してから、 義母は涙ぐんだ。 そのすぐあとには 同居する義父の母について いつもの調子で毒づいて笑

    新幹線のなかで訃報をうける - asaの足あと
    sugarless_ice
    sugarless_ice 2020/03/29
    お父様のご冥福をお祈りします。
  • 最後の休日に別れを惜しむ - asaの足あと

    娘が木曜日に学童で 明日うちにあそびにきてね、 と友だちから言われたそうで、 しっかり計画を記してきた。 4時に起きて、6時に出発って。。。 持ち物まで決めてきたようで。 。。。 午後はべつの友だちと 母娘で公園に行く約束をしているし、 引っ越しの準備もあるし、 コロナ問題もあるなか おうちにお邪魔するのは…… んんんー って、顔をしかめると、 娘は泣き叫び始める。 いや、だってね って、懸念事項をならべたてると、 娘はなおも泣き叫びながら言い返してくる。 さんざん怒声をあびせあったすえ、 先方のおかあさんに連絡し、 マスク着用で一緒に公園で遊ぶことに。 決まったとたん、 おしゃれしなきゃー と、服を選び出す娘。 恋人に会いに行くみたい。 そんなこんなで昨日は、 午前中は夫につれられ 学校と学童で仲のいい友だちの待つ 少しはなれた公園へ行き、 午後は私とともに 一緒に通学してる友だちと 近

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  • 進められずに立ちつくす - asaの足あと

    それぞれのお昼ごはんをもって、 平日の朝にはそれぞれの行くべき所へ向かう。 そこが、 なんとなく面倒だったり 少しばかり苦痛だったり、 時にやたらめったら厄介だったり、 しっくりこないことがあったとしても、 ちょくちょく楽しいと感じることができ、 ちょくちょく嬉しいと思えることがあり、 平和な所であるならば、 そんな所をもっていることは とても恵まれていることなのだと思う。 昨日職場で苦手な作業にぐったりしていたら 迎えの席からのそっと チョコレートがとびでてきた。 パソコンの向こう側には 頭に10円ハゲをこしらえた ぶっきらぼうな青年。 のそっと受け取ると、にやっと笑った。 いま毎日、夫と娘の向かっている所は、 たぶん平和で、たぶんあたたかい。 私の向かっている所も 繁忙期にはおかしな火花が飛び散るけど 基的に平和で、まちがいなくあたたかい。 ありがたいな、 としみじみ思いながら、 手

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  • AからB、娘のインフルエンザを見守る - asaの足あと

    年明け早々に私とふたりで インフルエンザA型に罹った娘が、 次はひとりでB型だと診断された。 予防接種うっていたんだけど… うっていたから 少しはかるくすんでいるのか…。 前回は せっかくのお正月休みに と、どんよりしたのに、 (その後私だけなかなか復調せずにげんなり) 今回は この忙しいときに と、ぞっとする。 まったくもって私の思考回路は いつも勝手なもんだ。 すったもんだした挙げ句、 夫にリモートワークもしてもらい、 お互いの仕事の穴は なんとか最小限におさえられそう。 昨日も夫は午前のみ出勤し パソコン持参でとんで帰ってきて、 入れ替わりで午後は私が会社へ。 帰るやいなや慌ただしくパソコンをひろげ、 会議を始めた夫の声を 玄関からきいて、 「いつもいつも肝心なときは私ばかり」 なんて 噛みつきそうになっていた 半日前の自分を恥じた。 夫の仕事する気配を 盗み感じ取っていたい衝動をぐ

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  • 小学1年生の筆箱をあける - asaの足あと

    娘が熱をだした。 いつもどおり19時まで学童にいたのだけど、 夕方から眠くなってきたのだと。 頬があかく、 目はとろーんとしているのに、 けろっとしていて、 ただ眠いだけ、 と言う。 欲がないようで、 なんにもべず、 帰宅後すぐに眠った。 明日の朝には 当にけろっとしているかもしれない。 いつもは娘が自分でやる学校の準備。 朝にあわてふためかないように やっておこうと、 連絡帳をチェックし、プリントをとりだし、 給セットを入れ替える。 念のために……と 久しぶりに娘の筆箱をあける。。。 きたない(ー_ー;) 定規はおれているし、 消しゴム入れにあるのは 短すぎる鉛筆と鉛筆の芯、 小さくなりすぎた消しゴムの欠片。 芯も欠片も 勝手に捨てるわけにもいかず、 新しい鉛筆と消しゴムだけ補充し、 ランドセルにしまった。 小学1年生。 ついこの間まで 一緒に筆箱の中までチェックしていたのに、

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  • 気づかないふりをする - asaの足あと

    薄揚げをいれるだけで お味噌汁のコクはぐんとあがる。 なぜもう少し丁寧に切らなかったのだろう と、写真にとってみるたびに 自分のズボラっぷりを思い知る。 一昨日の朝つくった朝晩用の味噌汁。 夫と私のその日の晩ごはんでは、 酒粕だけドバッといれて 粕汁に姿を変えた。 粕汁が嫌いな娘は そのにおいに鼻をつまみ、 ひとりだけ 前日にひと皿分だけどうにか残した トマトハヤシにがっつく。 晩ごはんのあと、 「パパ、粕汁どうやった?」 と娘にきかれ、 「思ったよりは美味しかった」 と夫がこたえた。 夫が粕汁をすすりながら 娘のプレーンオムレツ(いや、炒り卵…)にだけ たっぷりかかったトマトハヤシを 羨むようにみていたこと。 気づいていたけど 気づかないふりをした。 「思ったよりは」の 「は」だって きかなかったふりをして、 知らないふりをつづける。 夫がめずらしくやたら大きな声で 娘に話しかける。 「

    気づかないふりをする - asaの足あと
  • ポコッととびだしたいと思う - asaの足あと

    ポンカン ポコッとてっぺんがとびだした 愛くるしいルックスのが好き。 ふつうのことがふつうにできないのなら、 ポコッととび出した人になりたい と、ずっと思っていた。 抜きんでてすごい何かや これこそはと自信満々に語れる何かを もった人でいたい、と。 ふわふわふわふわと 心がはみ出すばっかりで、 ポコッととび出すことは 1ミリたりともできやしない。 ポンカンを美味しそうにべながらも、 ふつうのみかんの方が好き と娘は言うので、 しばらくは買わないかな。 ふつうって…… 我が家では果物は、 ほぼ娘の朝ごはん用。 りんごだけは、 奪い合うように分け合ってべるのだけど。 味噌汁は、 すーすーしてきた野菜室の残り野菜と キッチンでにょきにょきのびていた豆苗で。 さて、ようやく金曜日。

    ポコッととびだしたいと思う - asaの足あと
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