ブックマーク / piyolog.hatenadiary.jp (6)

  • 国内外の工場に影響したホンダへのサイバー攻撃についてまとめてみた - piyolog

    2020年6月9日、ホンダがサイバー攻撃を受け工場稼働に影響が及ぶシステム障害が発生したと複数のメディアが報じました。ここでは関連する情報をまとめます。 PC動かず休暇取得呼びかけ サイバー攻撃によりホンダへ生じた影響は以下の通り。(6月10日時点) 社内ネットワーク ・メール送信やファイルサーバーへの接続ができない状況が発生。 ・9日もメール使用不可の状態継続のためPC使用制限を実施。(10日までに制限解除) ・間接部門社員はPC使用できないため6月9日当日は有給休暇の取得を呼び掛け。*1 ・社内サーバーに接続するPCを中心にマルウェア感染が確認されている。社内サーバーにはマルウェアをばらまくプログラムが仕掛けられており、この対応に約2日を要した。*2 ・対策として多くのPC初期化を実施、一部データを損失。*3 国内工場 完成車出荷前検査システム障害により次の2工場での出荷が一時停止。

    国内外の工場に影響したホンダへのサイバー攻撃についてまとめてみた - piyolog
  • 数字11桁で他人の健康状態が把握できたカタールの接触追跡アプリの脆弱性についてまとめてみた - piyolog

    2020年5月26日、アムネスティ セキュリティラボはカタールが国内で導入した接触追跡アプリに脆弱性が存在していたと発表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 www.amnesty.org カタールの接触確認アプリ カタールの接触追跡アプリ カタールが国内向けに導入を進めている接触追跡アプリは「EHTERAZ」。Android、iOS向けに提供されている。 カタール内務省が設計、開発を担当。COVID-19の事例追跡のために、GPSBluetoothの技術を使用。 収集されたデータは中央データベースサーバーに集約され、当局担当者はリアルタイムに位置追跡が可能。 2020年4月以降アプリのインストールは同国市民、法廷居住者に義務付けられており、違反した場合最長3年の懲役、約590万相当の罰金刑を受ける可能性がある。 登録は電話番号、国民IDとその有効期限で行われる 誰でも取得できた

    数字11桁で他人の健康状態が把握できたカタールの接触追跡アプリの脆弱性についてまとめてみた - piyolog
  • 特別定額給付金のオンライン申請で起きた問題についてまとめてみた - piyolog

    5月以降開始された特別定額給付金のオンライン申請をめぐり複数の問題が発生しました。この問題を受け、郵送方式での申請を一部の自治体では推奨しています。ここでは関連する情報をまとめます。 kyufukin.soumu.go.jp オンライン申請で起きた3つの問題 給付金オンライン申請をめぐる問題今回の申請で生じた問題は大きく3つ。 署名用電子証明書の手続きに伴うシステム遅延、役所窓口混雑 申請内容不備や重複申請が簡易なものを含め相当数発生 申請データ突合が手作業のため1日あたりの処理可能件数が少ない 問題① オンライン申請のために窓口殺到 マイナンバーカードのパスワードがわからない等と自治体の窓口に出向く人が多数発生した。申請に必要な署名用電子証明書の新規発行・更新、パスワードの変更、ロック解除等が目的。 郵送方式で申請する場合は保険証、免許証の控えが利用できるが、給付金申請にマイナンバーカー

    特別定額給付金のオンライン申請で起きた問題についてまとめてみた - piyolog
  • システムバグ以外の問題もあった米民主党アイオワ州党員集会の集計トラブルをまとめてみた - piyolog

    2020年2月3日夜に米大統領選の指名獲得に向け開催されていた民主党のアイオワ州党員集会(アイオワ・コーカス)で集計システムにトラブルが発生し、集計結果の公表が遅延する事態となりました。原因は初めて導入されたアプリだったと報じられています。*1ここでは関連する情報をまとめます。 悲劇的なバグで集計遅延 2020年2月3日夜にトラブルが発生し集計結果の公表が延期。翌日午後にかけ断続的に結果が公表される事態となった。*2 アイオワ州民主党の集会は米大統領選民主党候補者を指名するプロセスで最初に行われるもので、今後の各州の動向に大きな影響を及ぼす。そのため今回のトラブルも注目を浴びる結果となった。 集計結果が確定しない状況から主要な候補者たちが自らの主張で勝利宣言をし、そのまま次のニューハンプシャー州に向かう事態となった。*3 集計トラブルが起きた原因は今回初めて導入されたスマートフォン向けアプ

    システムバグ以外の問題もあった米民主党アイオワ州党員集会の集計トラブルをまとめてみた - piyolog
  • 防衛装備品情報も影響を受けたNECへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog

    2020年1月30日、NECが外部より不正アクセスを受け、外部へ情報流出した可能性があると複数のメディアが報じました。*1 *2 *3 *4 *5 1月31日、NECは不正アクセス被害を発表しました。ここでは関連する情報をまとめます。 発端は脅威レポート セキュリティ企業の脅威レポートに掲載された通信パターンの発生を確認したことが発端。(一部報道では社外からの情報により発覚ともある。) 2014年に北陸の子会社のPCがマルウェアに感染し、そこを起点に社ネットワークに広がった可能性がある。 不正アクセス被害を受けていたと公表されたのは3年前の少なくとも半年間(2016年12月~2017年6月まで?)。初期侵入後、内部に感染被害が拡大。未知のマルウェア検知システム等で検知されず。一部のログが消去されたとも報じられている。 社内ファイル約2万8千件に不正アクセス判明 不正アクセス被害が確認され

    防衛装備品情報も影響を受けたNECへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog
  • Amazon CEOのiPhoneハッキング疑惑についてまとめてみた - piyolog

    2020年1月22日、国連人権理事会より任命された特別報告人2名からの声明より、米アマゾンCEOベゾス氏がスパイウェアによる脅威に晒されていた深刻な懸念があることが明らかにされました。ここでは今回の声明で関与を示唆する情報として取り上げられた、ベゾス氏のiPhoneのフォレンジック分析に関連する情報をまとめます。 事の発端はベゾス氏のプライベートリーク 発端は2019年1月にベゾス氏の女性問題を報じたNational enquirerの記事。記事中にベゾス氏の個人的なテキストメッセージの内容が含まれており、原因を調査していた。*1 その後National enquirerを傘下に持つAMIの代理人よりさらなる情報公開を示唆する脅迫メールが届いており、ベゾス氏は自身のブログで非難する反応をしていた。medium.com ベゾス氏から調査依頼を受けたギャビン・デベッカー氏(氏の特別顧問)はこの

    Amazon CEOのiPhoneハッキング疑惑についてまとめてみた - piyolog
  • 1