「かんずり」という香辛料をご存じですか? 「かんずり」とは唐辛子に糀(こうじ)、ゆず、塩を加えた調味料です。味はざっくり言えば「ゆずの香りがする塩気のある練り唐辛子」といったところ。鍋の季節になると店頭でもよく見かけますが、実はさまざまな料理に使える優等生でもあります。 この「かんずり」、スタンダードなものでも3年もの年月をかけて作られています。作っている会社は「有限会社かんずり」。そう、商品名がそのまま社名なのです。「かんずり」を製造しているのは、日本でかんずりだけなのです。 かんずり社で営業部主任の森健太郎さんにいろいろ教えていただきました。 ――「かんずり」という商品はどのように生まれたのですか? 「先々代の東條邦次が会社を立ち上げたのが1966年です。約400年前の戦国時代には、寒さをしのぐために唐辛子をすりつぶしたものが食されており、上杉謙信の軍が出兵する際にも携行されていたとい
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