デジタル機器の弱点が突かれました。 米国のミシガン大学(UM)で行われた研究により、スマホのカメラやホームカメラ、車載カメラに至るどんなカメラからでも、リアルタイムな盗撮が可能な技術が発表されました。 新たな盗撮技術は既存の機器では防御不可能であり、カメラの電源をオフにしても、理論的には、完全には防ぐことができません。 研究では実際のカメラが捉えた画像と盗撮された画像の比較が行われており、かなり鮮明な画像として抽出できることが示されています。 新たな技術はいったいどんな方法で、他人のカメラから情報を盗み出しているのでしょうか? 研究内容の詳細は、ネットワークシステムセキュリティに関するシンポジウム『The Network and Distributed System Security Symposium (NDSS) 2024』にて発表されました。