◆漢字を使ったほうが読みやすい語の例 ばあい → 場合 おもに → 主に つぎに → 次に 名詞の場合 → 便利,機能,時間 動詞の場合 → 読む,使う,言う 形容詞の場合 → 忙しい,新しい 副詞 → 一般に,単に,決して ◆漢字は内閣告示の常用漢字の音訓の範囲内で使う ×誰でも → ○だれでも ×脚註 → ○脚注 ×挨拶 → ○あいさつ 子供 → こども ×大人 → おとな ③ 目的によって文体を使い分ける 「である調」は,事実を正確,簡潔に表現するのに適した文体です。が,読者に高圧的,威圧的で押しつけがましいとの印象を与えかねません。対して,「です,ます調」は,冗長で間延びした印象がある反面,読み手が親近感を持つ表現であることから,読み手の動機づけ,共感を得るのに適しています。 こうした文体の特性から,解説,説明部分は,語りかけるような「です・ま